世界クラブ選手権出場を懸けた激戦

横浜と磐田が奮闘するAFCチャンピオンズリーグ

2005.04.14 THU

欧州ではUEFAチャンピオンズリーグが佳境を迎えているが、アジアでもクラブナンバー1を決める大会が進行中である。それが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)だ。

かつてアジアでは、各国のリーグチャンピオンが覇権を争うクラブ選手権と、カップ戦優勝クラブが集うカップウィナーズ選手権が行なわれていた。ふたつを統合して王者の権威をより高めたのが、02‐03シーズンに始まったACLである。

大会には過去の戦績やアジアのクラブランキングをもとに、ランキング上位14カ国のリーグ戦とカップ戦の優勝チームが出場する。参加28チームは4チームずつ7グループに分かれ、1位のみが準々決勝に進出する。前年優勝のアル・イテハド(サウジアラビア)は、ベスト8からの登場だ。

オイルマネーを武器に強さを発揮する中東勢、前身のクラブ選手権から最多6度の優勝を誇る韓国とは対照的に、日本はこの大会と相性が良くない。通算3度の優勝経験こそあるが、Jリーグが発足した93年以降では99‐00シーズンの磐田だけだ。国内ゲームの観客動員が見込めず、移動の負担も大きいことから、アジアのタイトルを本気で狙っていないところがあった。

今年は違う。ACLを制すれば12月に開催される世界クラブ選手権に出場できる。ホスト国の日本としては、自国のクラブを何としても送り込まなければならない。

その重責を担うのが横浜と磐田だ。両チームとも初戦で中国のクラブに負ける苦しいスタートとなったが、アウェーの第2戦は揃って白星をあげた。横浜は中国の山東との一騎討ちを、磐田は深aと水原との三つ巴のバトルを演じている。

課題は過密日程の克服だ。4月上旬から5月中旬まで、週2試合のペースで13試合をこなさなければならない。2年連続出場の横浜・岡田監督は「今年こそはJリーグとACLの2冠を狙いたい」と意欲を燃やしているが、時差や気候との戦いでもある頂点への道のりはハードだ。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト