R35限定、ガチンコオヤジファイトクラブ!

様々な人間ドラマが交錯する最強オヤジ決定戦が開催中!

2005.04.14 THU

K‐1やPRIDEが隆盛を極める最中、出場資格35歳以上限定の格闘技大会がいまひそかな注目を集めている。その名も「壮年格闘技オヤジ・バトル」。選手たちの肩書は証券マンや教師、果ては国家公務員や会社社長と実に多種多彩。彼らは仕事の合間に道場に通い、人知れず流した汗の成果をこの大会で競い合うのだ。しかも、見守るのは会社の同僚や愛する妻子、あるいは意中の人というから、まさにオヤジの晴れ舞台!

というわけで3月26日の「オヤジ・バトル6」は熱闘の連続であった。例えば、自営業の大谷智(40歳)vs永野誠(35歳)戦は激しい殴り合いの末に大谷氏のKO勝利。勝ち名乗りを受ける氏の姿は実に清々しいのだが、さらに良かったのは必死で戦った父を、瞳を潤ませて見上げる小学生の息子の姿だ。もう男冥利に尽きるだろう。

また49歳にして初めてリングに上がる山田福市郎氏は建築会社社長。対する石川智亮氏(36歳)も会社代表と社長対決が実現。結果は一進一退の攻防でドローとなったが、試合後の山田氏は「心地良かった(笑)。試合前はやはり怖いんですけど、その怖さに立ち向かうのが好きなんです。この気持ちは何事にも通じます」と笑顔で語る。

圧巻だったのは会社社長・渡部恭三(38歳)vs国家公務員・岡本渉(41歳)戦。なにしろ渡部氏は妻がイギリス人、自宅はヨーロッパというセレブ。一方の岡本氏は筑波大卒のエリートで貯金もかなりある様子なのにいまだ独身。意中の人はいるが、前回大会に招待しても来てくれず、今回もドタキャンという不器用な男だ。試合はキャリアで勝る岡本氏の勝利となったが、「早く結婚して、親に孫の顔を見せてあげたいですねぇ」とボヤくのが微笑ましい。

ちなみに、勝者にはウォッカが渡される「オヤジ・バトル」。勝敗ではなく、男の晴れ姿を競い合うオヤジたちに乾杯なのだ。そして読者の方々も35歳になったら、このリングで戦い、男の美酒を味わってはいかがだろうか?

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