楽天イーグルスを救うのは誰だ?

先発投手と長打が不足。今、楽天に必要な戦力とは?

2005.05.12 THU

楽天イーグルスが苦戦している。5月5日現在、33試合を戦って11連敗を含む7勝26敗。開幕直後に井上球団取締役がプロ野球実行委員会で戦力補強要請を口にした気持ちもよくわかる。ならば今からでも遅くはない。楽天に最適な他球団に埋もれている人材を探してみよう(データはすべて4月24日現在)。たとえばマニアックな野球雑誌として人気の『野球小僧』編集部の提案はこうだ。

「過去に実績がありつつも、いろいろな事情で今季不遇をかこっている選手が何人かいます。たとえば中日の元MVP投手・野口茂樹。稀少な左腕ですから、先発以外にも使いどころは多いはず。打者ではかつてシーズン20本塁打を放った北海道日本ハムの西浦克拓。まだ30歳ですし、体の状態がよければいい数字を残すのでは」

先発投手と長打力の不足。この2つのウイークポイント克服が楽天低迷脱出のカギだ。パ・リーグのチーム別先発投手防御率を見てみるとトップのロッテが2.53であるのに対し、最下位楽天は6.66。5位の日本ハムが4.83であるから先発投手の力不足は明らか。チーム別長打率も1位ロッテの4割5分4厘に対し楽天はわずか3割1分3厘と2割台目の前だ。プロ野球の各種データを分析している(株)データスタジアムの行木茂満氏は次のように語る。

「楽天は先発投手の平均投球回数が5.18と非常に短い。そこで面白い存在なのが阪神の金沢健人という投手。03年の阪神優勝時に中継ぎとして活躍しましたが、今季は層の厚い阪神投手陣が好調ということもあって登板機会に恵まれていません。先発もリリーフもできて変化球も豊富。26歳で昨季までの通算成績は121試合に登板して防御率3.84と非常に安定しているのにもったない。もし楽天入りすれば大きな戦力になるでしょう」

実際に他球団の補強協力が行われるかはまったく未定。トレードするにも交換要員不足。今はひたすら我慢の楽天。果たして救世主は現れるか? 

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