創設わずか3年目での快挙!

「NOMOベースボールクラブ」都市対抗野球本大会に初出場

2005.08.18 THU

8月22日から東京ドームで行われる、第76回都市対抗野球本大会。“社会人の甲子園”と称されるアマチュア球界最高峰の大会に、野茂英雄投手(ヤンキース・3A)がオーナーを務める「NOMOベースボールクラブ」(堺市)が初出場する。
「NOMOベースボールクラブ」は、経済不況などのあおりを受けた企業チームが、ピーク時(63年)の237チームから84チームにまで減少の一途をたどっていた03年3月に創設。高校や大学を卒業後、実力や情熱はありながらも行き場がなく、野球を諦めざるを得ない状況に置かれている若者たちにチャンスを与えることを目的につくられた。十数回のトライアウトを重ね、25人のメンバーには「都市対抗で日本一になりたい」、「プロに行きたい」という高い志を持った選手たちを集めた。
それでも、会社の勤務は午前中のみで午後からは野球部の練習に充てられる多くの企業チームと違い、それぞれが別々の職場で働いていたり、アルバイトで生計を立てている選手もいるクラブチームでは、全員が揃っての練習は週末に限られるなどのハンディキャップは避けられない。行動をともにする機会が少なければ、ナインのモチベーションを一つに保つことも難しい。そうした環境のなかから勝ち上がり、夢の舞台への切符をつかんだことは、全国のクラブチームに大きな希望を与えたといえよう。
「クラブチームでも、頑張ればうれしいこともあると思って頑張った」。本大会の組み合わせ抽選会場で、清水監督は選手たちの気持ちをそう代弁した。各地区の予選を勝ち抜いた代表32チーム中、クラブチームは同クラブのみ。企業チームを母体としない純粋なクラブチームとしては、第49回大会の全足利クラブ以来27年ぶりの快挙だ。

NOMOクラブは大会初日の第1試合に登場。初戦から社会人屈指の強豪、JR東日本(東京都)とぶつかる。格上の企業チーム相手に、どのような戦いを見せてくれるのか。健闘を祈ろう。

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