ウィー&宮里が日本男子ツアー初参戦

女子プロゴルファーがあえて男子の試合に出るのはなぜ?

2005.11.24 THU

今シーズンのアメリカ女子プロゴルフツアーで8試合に出場して、2位3回、3位1回、予選落ちはもちろんなし。弱冠16歳で、当時はアマチュアだったミッシェル・ウィー。この10月にプロ入り、ソニー、ナイキの2社だけでも100万ドルといわれる契約金が支払われたことでも話題を呼んでいる。

そのウィーが日本の男子ツアー、カシオワールドに出場する。ウィーにとっては、アメリカの男子ツアーに挑戦したこともあり、特別なことではない。彼女の最終目標は、男子メジャーの「マスターズ」優勝。言い換えれば、タイガー・ウッズを、同じ土俵の上で破ることである。その夢を叶えるための挑戦の一環といえる。

一方、最年少賞金女王を目指す宮里 藍もアジア・ジャパン沖縄オープンに出場する。この大会はアジアのトッププロも参加する男子ツアーである。しかし、宮里はウィーとは違い「目標は予選通過。見ている人に楽しんでもらいたいし、私自身も楽しみたい」と地元沖縄の活性化や話題作りに一役買うことが主な出場の理由である。

出場動機の違いはもちろんだが、ウィーは身長183cmで、男子プロにも負けない300ヤードのロングドライブとパワフルなゴルフが身上。宮里はといえば、飛距離は女子選手の中でも並み。恐らく男子選手とは50ヤード以上の開きがある。総合力では男子並みの実力はあっても、2打目をウッドやロングアイアンで打つパー4が多く存在することになり、予選通過は微妙と言わざるを得ない。またウィーが優勝争いするかといえば、挑戦したアメリカ男子ツアーで予選通過したことは、まだない。やはり男子の壁は厚いが、飛距離で負けていないだけに、予選通過は大いに期待できる。

しかしながら今回、最も気を揉んでいるのが、日本の男子選手たちだ。「藍ちゃんやウィーに負けたら格好悪い。ましてや、一緒の組では回りたくないね」と、2人の出場に戦々恐々なのである…。

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