欧州へ行く人、帰ってきた人、とどまる人

W杯を見据えた移籍ラッシュ!?日本代表、それぞれの冬事情

2006.02.09 THU

サ ッカー日本代表クラスの動きが慌ただしい。6月開幕のW杯を見据えて、各選手はジーコ監督により強く存在をアピールしようと必死だ。

海を渡ったのは大黒将志だ。G大阪でのJリーグ優勝を引っ提げ、フランス2部のグルノーブルへ加入した。合流直後からスーパーサブ的に出場しており、あとは移籍後初ゴールを待つだけとなっている。

鈴木隆行(前鹿島)は3度目の欧州移籍へ踏み切った。セルビア・モンテネグロの名門レッドスターと契約を結んだのだ。元名古屋のストイコビッチ会長は鈴木を高く評価しており、2月に再開されるリーグ戦では早々にデビューする見込み。鹿島で定位置を確保できない彼を憂慮していたジーコ監督にも、今回の移籍は朗報だろう。

ドイツ国内での移籍が噂された高原直泰は、引き続きハンブルガーSVでプレーすることになった。「前半戦の起用法は間違っていた」と発言したドル監督は、その言葉どおり1月28日の後半戦開幕ゲームに高原を先発出場させた。好調なチームとともに彼自身も勢いをつかみ、トップフォームを取り戻すことが期待される。

昨年末から移籍先を探していた中田浩二は、スイスのバーゼルへたどり着いた。フランスからスイスへの移籍でサッカースタイルや環境はガラリと変わるが、環境適応能力の高さには定評がある。これまでの鬱憤を新天地で晴らすかもしれない。

逆に心配なのは柳沢 敦だ。古巣の鹿島への復帰を希望しているが、所属するメッシーナは難色を示している。メッシーナ側が提案してきた小笠原満男との交換トレードも、小笠原が断ったことで消滅した。イタリア残留なら“後半終了間際の時間稼ぎ”的な使われ方が続くことになり、コンディションの維持が心配される。

帰ってきた大物もいる。小野伸二だ。「挑戦という言葉を胸に」、かつて在籍した浦和で再スタートを切る。また、柏のJ2降格で去就が注目されていた玉田圭司は、名古屋に新天地を求めた。

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