兄・興毅の“44秒殺”を超えるか…!?

亀田三兄弟の二男・大毅が2.26、破格のプロデビュー!

2006.02.16 THU

ボクシングの「亀田三兄弟」といえば、もう知らない読者はほとんどいないことだろう。ただ意外なことに(そうでもないか…)、これまで「プロボクサー」は長男の興毅だけだった。が、去る1月6日に二男の大毅がプロライセンス有資格の17歳になり、待ちきれなかったかのようにプロテストを受験し、めでたく合格。きたる2月26日、タイのサマート・シットサイトンを相手にデビュー戦を迎えることになった。会場は、興毅のデビュー戦(2000人収容)をしのぐ5000人規模の「パシフィコ横浜」と、新人としては破格のステージが用意された。

大毅は興毅と同じ協栄ジム所属で、階級はフライ級(リミット50・80kg)である興毅のひとつ上のスーパーフライ級(同52・16kg)。興毅がサウスポー(左構え)であるのに対し、大毅はオーソドックス(右構え)スタイル。興毅が“浪速の闘拳”としているニックネームは“浪速の弁慶”だ。

とある雑誌のインタビューで「KOラウンドの予告はしない」と答えていたが、いざプロの舞台に立つことが現実になろうとしてから考えが変わったのか、「デビュー戦は、1ラウンド44秒以内にKOする」と公言するようになった。この〈1ラウンド44秒〉は、興毅が03年12月のデビュー戦で相手を仕留めたKOタイムだ。絆の深い、信頼厚い兄弟といえども、プロボクサーとしてはライバルと考えているのか。同じデビュー戦でこのタイムを破ると意気込みながら、注目度の高い、大きなプレッシャーのかかる舞台に臨もうとしている。

1月24日から2月1日まで、世界挑戦経験もあるパートナーを招いて興毅とともに精力的にスパーリングを行い、三兄弟の中でも無類のタフネスと強打を誇るこの二男坊は、多くの取材陣の前でその力を発揮した。〈44秒〉の予告と結果も含め、持ち前の荒々しさを楽しめる一戦となるだろうか。あの輪島功一(元世界Jミドル級王者)ばりに、試合後にリング上で披露する予定という歌とともに、期待しよう。

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