08年の国体から種目として休止される!?

女子のレオタード姿もいいが迫力の男子新体操にも注目だ!

2006.03.09 THU

新体操といえば、女子のレオタード姿、可憐な演技、朝倉南ラブ(ハート)など、どうしても女子新体操を想像してしまうのが男の習性というもの。ひょっとして、男子新体操なる競技が存在していることすら知らない人も多いのではないだろうか。ストップ! ちょっと待ってほしい。男子新体操は実際に見てみると、非常に魅力的な競技なのである。

そもそも男子新体操は、半世紀以上前に日本で発祥した競技。まるで忍者や演武、中国雑技団を思わせる超絶演技が炸裂する男気溢れるスポーツなのだ。ところが残念なことに、オリンピック競技として華々しい注目を集める女子に比べてマイナーなことは否めず、08年の国体から種目として「休止」することが決定した。今、男子新体操は存亡の危機にたたされているのだ。

これは、日本体操界にとって大きな損失ッッ。というわけで、(財)日本体操協会新体操副委員長を務める千葉教諭と貝瀬監督が指導する光明学園相模原高等学校、男子新体操部に取材に行って参りました。「男子新体操と女子の大きな違いは、タンブリングという転回運動が入っていることです。それによって生まれるダイナミックさが、男子新体操の最大の魅力でしょうね。国体競技から〈削除〉されるという話もあったのですが、嘆願書を集めて〈休止〉と改めていただきました。今後は、PR活動も含め、競技人口を増やしていかなければ、と思っています」(千葉教諭)

実際、日本体操協会に登録されている競技人口は1157人(05年時)。女子は1万6000人ほどで大きく差をつけられているが、「休止」ということはまだまだ復活のチャンスはある。間近で見る男子新体操は、思わず口をポカーンとあけて見入ってしまうほど衝撃的だった。国内の大会では、ほぼ女子と同時開催されているので、機会があればぜひ、見てほしい。女子のエレガントな演技もいいが、男子新体操の迫力はまた別物。このユニークな競技が盛り上がることを願ってやまない。

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