5月5日、真のガチンコ勝負が実現!

“小よく大を制す”なるか!?PRIDE初の無差別級GP開幕

2006.04.27 THU

格闘技観戦の醍醐味といえば、迫力あるKOシーンは当然として、もう一つ、小が大を制する場面が感動を呼ぶはず。小さいヤツが技術を駆使してデカいヤツを手玉に取るのって、やっぱり見てて小気味いいでしょ?

5月5日開催の「PRIDE無差別級GP開幕戦」は、この 小よく大を制す 戦いがテーマなので要注目だ。そもそも格闘技はどっちが強いかを競う単純なもの。そこに体重差なんて関係なかったし、初期PRIDEでも体重差200kg超とかってデタラメなカードを平気で実現させていた。

今回の無差別級GPは、そんな格闘技の原点に立ち戻り「単純に強いのは誰?」という、マンガみたいな世界を目指しているから、主催者のハートは実に男の子。だが、そんな話に乗ってくる選手たちは、はっきり言って問題ありだ。もっと冷静になれ! 普通に考えれば大が勝つのが当然だろう。

ところがである。2月に行われた「PRIDE31」では、ミドル級のアリスター・オーフレイムがヘビー級のセルゲイ・ハリトーノフにTKO勝ち。また、ヘビー級のマーク・コールマンがミドル級のマウリシオ・ショーグンに勝った試合にしても、実はショーグンは体重アップを図り、逆にコールマンは減量してきて、当日の体重はコールマンのほうが少ないという、わけのわからないことになっていたのだ。そう。結果として“小”有利というのが、最近の格闘技の流れなので、現実は面白い。

そんななかで今大会は、美濃輪育久が自分より20kg近くも重いミルコ・クロコップに挑み、総合ルール2戦目の元ボクシング世界王者の西島洋介は約10kg増の吉田秀彦に挑む。彼らはプロである以上、どんな相手であれ戦うのが仕事。だが、その心の片隅には「オレが一番強い」という純粋かつ夢見がちな思いがある、まさに愛すべきバカだ。そんな愛しきバカたちの宴「PRIDE無差別級GP」こそ、格闘技の醍醐味満載なので、のぞき見気分での観戦をお勧めしたいわけである。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト