日本初のプロロードバイクチーム

ツール・ド・フランスを目指すTeam・VANGと伴走してみた!

2006.06.01 THU

雨の中を疾走するロードバイク軍団。速くて、カッチョいいです。このまま100km突っ走るそうです。で、後ろで苦しそうにペダルを漕いでいるのが僕です。もう限界です…。

世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス(以下ツール)への参戦を目指して、日本では初となるプロチームが誕生した。その名は「Team・VANG」。今、憶えておくとちょっと自慢できるかもしれない。日本人で初めてツアー・オブ・ジャパンを制した福島晋一、その弟・康司、21歳のホープ・新城幸也など日本人9選手が所属するメイド・イン・ジャパンのチームだ。1903年に始まったツール。日本人では過去に今中大介(96年)が走ったが、日本のチームとしての出場は、もちろんまだない。

「ツールは自転車乗りなら誰もが憧れる舞台。少し前まではまったくの夢の世界でしたが、このチームができてから目標になりました」と新城選手は瞳をギラつかせた。

でも、ツールに出場するにはどうしたらいいのか? 国際的な大会に出場するチームは大きく3つのカテゴリーに分けられる。頂点に君臨するのがプロチーム(20チーム)、続いてコンチネンタルプロチーム(26チーム)、その下がコンチネンタルチームだ。06年度は125チームが登録しており、「Team・VANG」も、ここから出発する。来シーズンにコンチネンタルプロに上がり、3年後にはヴェルタ・ア・エスパーニャに参戦。4年後にジロ・デ・イタリアを走り、5年後にツール“デビュー”というのが夢のシナリオだ。

「実は日本と世界との差は大きいんです。実業団チームでなく、プロのチームとして、世界で通用する選手を育てるのが目標です」と浅田 顕監督。近い将来、力のある外国人選手を獲得する予定もあるというが、浅田監督は「いけるところまで日本人選手でやりたい」とこだわりも見せた。日の丸がパリ・シャンゼリゼ大通りを駆け抜ける日が待ち遠しいな。

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