“レオのプリンス”から球団職員へ

元西武内野手の 木大成氏がファンサービスチームで活躍中

2006.06.29 THU

インボイスSEIBUドームでの試合開始前。入場ゲート付近で、スーツにスタッフジャンパー姿の男性がファンに取り囲まれ、サインや写真撮影に応じています。んんっ…? よく見れば、昨年まで西武の選手として活躍していた高木大成さんじゃないですか!

現在は球団の営業部に所属。昨年5月に発足した“ファンサービスチーム”の一員として、奮闘する毎日なんだそうです。
「試合の日はこうしてファンの皆さんをお出迎えしたり、イベント開催時にはマイクを握って進行役を務めたりもしています」

大成さんほどの実績があれば解説者などの口もあったのでは? 球団職員とは意外でした。しかもチーム広報やスカウトに元選手は多いけど、営業部は珍しいですよね。
「選手のころから球団の運営面などには関心があったんです。ここ数年の観客動員数の減少傾向などを見ていて、もっとやれることがいろいろあるんじゃないかとか。解説者も球界の発展に貢献できる仕事ですが、僕は西武ライオンズの力になりたかった」

スター選手から一転、裏方に徹する気持ちの切り替えは、難しくなかったですか?
「選手ってチームの勝利が最優先と思いながらも、どうしても自分の成績や活躍が気になってしまう部分がある。でも今年の開幕戦でチームが負けたとき、心の底から悔しがっている自分がいたんです。そのときに『やっていける』って実感しましたね」

球団HPでは「大成ラボ」と銘打ったアンケートコーナーも担当。ファンサービスに関する大成さんからの質問には、1回につき3000通もの回答が集まる。“レオのプリンス”と呼ばれた大成人気は健在だ。
「昨年まで現役だったという立場は、うまく生かしていきたいと思っています。でも、それも賞味期限があるものですからね。新鮮なうちにどんどん露出しないと(笑)」

球場をお客さんでいっぱいにすることが今の一番の目標と語る大成さん。ファンのため、チームのために、これからも“獅子奮迅”で頑張ってください!

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