まもなく感動のフィナーレです

ツール・ド・フランスの楽しみ方を『オーバードライブ』で学ぶ

2006.07.20 THU

スポーツをこよなく愛するR25読者の諸君。ドイツW杯が終わって、ホッと一息ついている場合ではないのである。目下フランスでは、W杯に次ぎ世界で3番目に観客数が多いといわれている「ツール・ド・フランス」が、フィナーレを迎えようとしているところなのだ。

観客数約1500万人、21日間にわたって全長3657kmを駆け抜ける「地球上で最も過酷なレース」の魅力を堪能するには、実際にライブ中継を見るのが一番だが、残念なことに、国内でツール・ド・フランスをテレビ観戦できるのは、スカパーのJスカイスポーツのみ。

しかしその熱気を疑似体験するのに、格好のマンガがある。「少年マガジン」で連載中の『オーバードライブ』だ。ツール・ド・フランスを目指す高校生レーサーたちの熱き戦いを描くこの作品を読めば、ロードレースに関心のなかったあなたにも、その魅力がビンビンと伝わってくるはず。

たとえば、登場人物たちにはそれぞれ「脚質」という走りのタイプがある。短距離を猛スピードで突っ走る「スプリンター」、上り坂が得意な「クライマー」、万能型の「オールラウンダー」。こうしたタイプを知っているだけでも、ツール・ド・フランスをはじめとしたロードレース観戦がぐんと面白みを増すに違いない。

もう一つのポイントは、ロードレースはチーム競技でもあること。とくにエースを勝たせるために、アシストと呼ばれる選手がわが身を犠牲にして、さまざまな戦術を駆使する山岳ステージは目が離せない。『オーバードライブ』第4巻でも、上り坂でアシストが前に出てエースを率くシーンが感動的に描かれている。ここを読んだら、山岳ステージの観戦が100倍楽しくなることうけあいだ。

ツール・ド・フランスのフィナーレは、23日。パリ・シャンゼリゼを駆け抜ける最後の雄姿だけでも、スポーツ番組などでチェックしてもらいたい。

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