日本代表MF阿部はV2を狙う浦和へ

Jリーグ開幕直前!大物移籍が相次ぐ今季を占う

2007.02.22 THU



写真提供/宮田永明/アフロスポーツ
プロ野球よりひと足先に、Jリーグが3月3日に開幕する。昨季リーグ王者の浦和は、千葉から阿部を獲得。優勝すればクラブW杯に出場できるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)への切符が、日本代表MFを惹きつけた。浦和の補強は阿部ひとりだがタレントの質と量はダントツ。三都主の移籍も深刻な影響はない。ACL出場で過密日程となるが、11年ぶりに復帰のオジェック新監督が選手をうまく使い分けるはず。『優勝候補』の4文字は、今年も浦和のためにある。

追走するのは昨季3位のG大阪。甲府から昨季14得点のバレーを獲得し、自慢の攻撃力をさらにアップさせたのだ。DF宮本の抜けた穴には、年代別の代表経験がある中澤を柏から補強している。堅守を誇る浦和DF陣との対決は、昨年以上に見どころが多そうだ。昨シーズン久しぶりの上位躍進を果たした清水は、C大阪から地元出身の元日本代表FW西澤と、即戦力の大卒選手をチームに加えた。甦ったサッカー王国は、2強の牙城を崩す可能性を秘めている。昨季2位の川崎Fも、ACLとの両立を果たせば優勝争いに絡んでくるだろう。

昇格1年目を戦う横浜FCは、ともに元日本代表MF奥とFW久保を、横浜F・マリノスからセットで獲得した。久保を引き止められなかったF・マリノスは、02年W杯日本代表FW鈴木をレッドスター(セルビア・モンテネグロ)から呼び寄せている。

同じく昇格組の神戸は、J2降格のC大阪から元日本代表FW大久保を迎えた。昨年のクラブW杯に全北現代(韓国)の一員として出場したブラジル人MFボッティ、J2山形で23得点のレアンドロも補強し、攻撃力をJ1仕様にバージョンアップ。補強の満足度はナンバー1との声もある。

面白そうなのは、ドイツW杯代表MF福西とコスタリカ代表FWワンチョペを獲得したFC東京。計算できる実力派に的を絞った効果的な補強だ。ともに30歳のベテランの存在は、2年ぶりに指揮をとる原新監督にとって心強い限りだろう。


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