「世界水泳メルボルン2007」3/18開幕

北島康介 vs ハンセン!因縁のライバル対決の行方は?

2007.03.08 THU



写真提供/Getty Images/AFLO
2年に一度開催される水泳の世界選手権が、3月18日のシンクロナイズドスイミングから幕を開ける。今回の舞台はオーストラリアのメルボルン。地元のスーパースター、イアン・ソープの引退は寂しい限りだが、北京五輪の前哨戦となるだけに、25日から始まる競泳では、世界のトップスイマーが万全の体調でメダルを狙ってくるはずだ。そんななか、昨年12月のアジア大会でメダルラッシュに沸いた日本競泳陣も各種目で上位進出が期待できる。あくまでも本番は来年の北京とはいえ、世界のトップを相手に好成績を残し、自信をつけておきたいところだ。

そんなプレ五輪的な大会で最大の注目は、日本のエース北島康介と最強のライバル、ブレンダン・ハンセンとの男子平泳ぎの対決。実に01年からハイレベルの対決を見せてきた両者。03年の世界選手権では北島が世界新記録2連発で快勝、アテネ五輪での2つの金メダルにつなげている。しかし、翌年の世界選手権で北島が体調を崩しハンセンに金メダルの独占を許すと、ハンセンは06年の全米選手権で100mの世界記録を更新。同年のパンパシフィック選手権でも100m、200mで北島に完勝。しかも200mでは世界記録更新と、二人の力関係は逆転してしまった感がある。

アテネ後の北島はヒザを痛めるなど体調不良。日本選手権でも敗れるなど、金メダリストらしからぬ泳ぎに終始していた。そんな北島も北京が近づくにつれ、徐々に本番モードへ。米アリゾナ州での高地合宿後のレースでは「悪くない感触。体調が良ければ、もっと速く泳げたかな」と余裕も。さらに平井伯昌コーチは「ハンセンを焦らせるために、前半リードする展開に持っていきたい」と、今大会の作戦まで披露。リベンジの青写真は完成しつつある。一方のハンセンも2月中旬のGPシリーズでは200mこそ平凡なタイムに終わったものの、100mの予選では1分を切る好タイムを叩き出した。因縁の対決を前に盛り上がる両雄。日米海戦に注目だ。


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