15歳の新星・石川遼が大ブレイク

活況のゴルフ界で今若手プレイヤーが元気な理由

2007.06.21 THU

まさに新時代の到来か。プロツアー競技初参戦ながら、マンシングウェアKSBカップで優勝をさらったスーパー高校生、石川 遼。彼がその後に出場した関東アマチュア選手権には、そんなスターを一目見ようと、延べ1万人近くのギャラリーが集まった。

ここ最近、宮里 藍を始め、横峯さくらや上田桃子といった若手女子選手の活躍が目立つゴルフ界。それに比べ、男子選手には長らくスターが不在だった。しかし、ついに15歳の新星が登場。世界最年少でのプロツアー優勝という偉業に加え、その甘く爽やかなマスクに世間やマスコミが大いに沸き立ったのである。

それにしても、この快挙の要因はいったい何なのか。先輩プロたちがだらしない、との批判も一部にはあるが、ここでは素直に彼の強さを評価したい。

「石川クンの長所は、全身のバネを使った豪快なドライバー。飛距離がすでにトップクラス(平均約300ヤード)なのには驚きです。しかも自信満々に振り抜いているため、スイングが大きいのに打った後の体がブレない。曲がらない、とてもきれいな球筋です」(元ゴルフ選手・内田 章氏)

さらに内田氏は、現在の若手を取り巻くゴルフ界の変化についても語ってくれた。

「タイガー・ウッズが登場してから、日本でもマスターズや全英プロ選手権が普通に中継されるようになりました。最近の子供はこうした超一流のプレーを頻繁に見ることができる。関東アマで優勝した薗田(峻輔・17歳)クンしかり、今の若い選手は男女を問わず、ダイナミックなプレーをしますよね。“攻めのゴルフ”という発言が多いのも、世界のトッププレイヤーに影響を受けた世代の特徴です」(同)

ピンオーバーを覚悟のうえで、躊躇なくギリギリのショットやパターが打てる。今の日本の若武者には、そんな強気のメンタリティが浸透しているのだ。彼らに流れる勝負師の血。ゴルフ界の将来が、非常に楽しみになってきた。


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