JBC公認で今秋にもプロ化!?

いま女子ボクシングが“アツ~い”理由とは?

2007.07.12 THU

映画『ミリオンダラー・ベイビー』で一躍有名になった女子ボクシングが、日本でもついにプロ化されるらしい。この6月、日本プロボクシング協会(JPBA)が女子部を設立し、女子の試合承認を日本ボクシングコミッション(JBC)に要請。JBCも前向きで、この秋にも“女子プロボクシング”が本格的にスタートするかもしれないのだ。

もっとも、これまで国内に女子のボクサーがいなかったわけではない。99年設立の日本女子ボクシング協会には150人の女子選手が所属し、3階級制覇のライカをはじめ、有名選手も輩出。しかし、プロボクシングの統括機関であるJBCの未公認だったために、その存在は非常にあいまいで、注目度も低く、女子ボクシングはプロの活動と認められていなかったのである。

ではなんでいまになって認めるのか。その背景にあるのは世界的な女子ボクシング人気。『ミリオンダラー・ベイビー』を観ればわかるが、本場の米国では、あのモハメド・アリの娘レイラと、そのアリに初めて敗北を味わせたジョー・フレージャーの娘ジャッキーによる99年の対戦がメディア報道を含めて異常に盛り上がり、以降女子ボクシング人気が過熱。2大王座認定団体のWBAとWBCも女子を公認し、2012年のロンドン五輪では競技種目として採用される可能性も高いという。こうした世界的な流れをまえに、日本のボクシング界もようやく重い腰を上げたというわけだ。

思えば『あしたのジョー』以来、ボクシングというスポーツは、男が拳ひとつで底辺からはい上がり、人生すべてをかけてリングで闘うドラマとして語られることが多かった。でも、考えてみれば、人生をかけてリングに上がるのは男だけじゃない。現在、全国に約280あるジムには約3000人の女性が通い、プロ志望はそのうちの1割、約300人といわれる。プロ化によってこれまで以上にスポットライトがあたるはずのリングで、彼女たちはどんなドラマをみせてくれるのだろうか


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト