プロ野球の後半戦がスタート

セ・パ優勝争いの行方を「得点」の傾向から占え!

2007.07.26 THU



写真提供/AFLO
オールスターも終わり、いよいよプロ野球は後半戦。ということで前半戦を総括しつつ、後半戦を占ってみたい(記録はすべて7月11日現在)。

今季のプロ野球の特徴は「得点」に出ている。セ・リーグで前半戦好調だった巨人は昨季の1試合平均得点3.78から一気に5.06点へアップ。長打率もダントツでセ1位である。それ以外のチームは横浜を除き、すべて1試合平均得点はダウン(横浜もアップしたが3点台でアップ数はわずか0.02点なので実質横ばい)し、長打率も下降。かわりに送りバントが各チーム増えている。つまり、少ない点を奪い合う試合が多いなか、打撃力のある巨人が優位に立ったのが前半戦のセだった。

パ・リーグは昨季優勝の日本ハムが今季も好調。送りバントを確実に決めて勝利をつかむ戦いぶりは変わっていない。しかし、その他の球団は西武を除き、軒並み1試合平均得点と長打率がアップ。送りバントの数も減少傾向にある。パの前半戦は、手堅く勝利をつかむ日本ハムを長打攻勢の他球団が追う、という構図だった。

前半戦の傾向を踏まえると、セの後半戦はヤクルトが怖い。1試合平均得点こそ現在3位だが、その数字は7月からグングン上昇中。7月11日の広島戦では1試合8本の本塁打を記録。青木とラミレスが打率1位を争うなど打線は絶好調だ。今の順位から優勝は厳しいが、上位チームはヤクルト戦の結果で差がつく可能性がある。

一方、パでは日本ハムを追う2位・ロッテに注目。1試合平均得点は昨季より約1点アップ。4.52で現在パ1位だ。コツコツ得点を重ねる日本ハムと、長打で大量点を奪うロッテ。好対照な首位争いが見られたら面白い。

今季はセ・パほとんどの球団が、抑え投手は比較的しっかりしている。となると、カギを握るのは試合前半の点の奪い合い。抜け出すのは果たしてどのチームか?


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