世界陸上大阪大会、いよいよ開幕!

絶対に見逃せない「世界陸上」注目の大スター

2007.08.09 THU



写真提供/築田純/アフロスポーツ写真提供/ロイター/アフロ
大阪・長居競技場を舞台に行われる世界陸上。世界有数の高速トラックでの戦いで、最も期待されるのが男子100mの世界新記録だろう。しかもそれは“最強”と“最速”の称号を共に手に入れんとする2選手の、緊迫感極まるレースで実現する可能性が大きいだけに目が離せない。

勝負を受けて立つ王者が、9秒77の世界記録を持つアサファ・パウエル(ジャマイカ)。高校まではサッカーをやっていたが、05年に22歳で世界記録保持者に。昨年は2度の世界タイを含め、フライング失格の1回以外は15戦全勝という完璧な強さを見せた。今年は6月まで故障が心配されていたが、7月13日には余裕を残した走りで9秒90をマークと、本番への準備は整っている。

パウエルに挑むのが、今年6月に追い風2.2mの参考記録9秒76を出した同い年のタイソン・ゲイだ。昨年急成長して「ワールドアスレティック・ファイナル」200mを制した彼は、全米選手権で100mと200mの2冠を獲得。スプリント王国アメリカのエースとして、王座だけでなく世界記録奪還も大きな目標にする。 

また、女子で最も期待される選手といえば“美しき鳥人”エレーナ・イシンバエワ(ロシア)となる。これまでの世界記録更新は室内記録も含めると18回。女子棒高跳び史上初の5mジャンパーだ。ビッグゲームがなかった昨年は4m91がベストだったが、世界陸上では2年ぶりの5mジャンプを披露してくれるはず。

少し通好みだが、男子400mのスプリンター、ジェレミー・ウォリナー(アメリカ)も注目だ。04年アテネ五輪と05年世界陸上を制覇。長居競技場は風が巻き、スタートからゴールまで追い風になることがある。もし決勝がそうなれば、マイケル・ジョンソン(アメリカ)の世界記録43秒18を破る可能性もある。さらに、世界記録保持者でアテネ五輪王者の110mハードル・劉翔(中国)も注目。アジア人の夢を広げてくれる走りは見逃せない。


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