F1・21年ぶりの最終戦三つ巴決戦が決着!

F1史上初の新人王者ならず。逆転で栄冠はライコネンの手に!

2007.10.25 THU



写真提供/Getty Images/AFLO
これだから、レースは何が起こるか分からない…。1986年以来、実に21年ぶりでルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンが三つ巴のチャンピオン争いを演じたF1最終戦ブラジルGPは、フェラーリのライコネンが優勝! 3位入賞のアロンソ、7位のハミルトンをわずか1ポイント差で逆転して初の世界チャンピオンに輝いた。

上海ではタイトル決定を目前にしながら、まさかのリタイアを喫したハミルトン。その悪夢は今回のサンパウロにも引き継がれ、スタート直後にアロンソと競り合ってコースアウト! さらに8周目にはギヤボックスのトラブルにも見舞われて、一気に18位までポジションを落としてしまう。一方、チームメイトのアロンソも前をゆくフェラーリ勢の2台のペースに全くついていけず、3位をキープするのが精一杯という苦しい状況。結局、レース後半にトップのマッサに代わってライコネンがリードを奪うと、そのままチェッカー! レース後半、猛チャージで追い上げたハミルトンも最終的には7位入賞が限界。名実ともに今シーズンの主役だったマクラーレンは無冠のままシーズンを終えることになった。

「もちろんガッカリしているけれど、今年はまだ僕にとって1年目のシーズン。そう考えればシリーズ2位という成績は悪くないと思う、僕自身もチームとともにさらに進歩して、来年はより力強い戦いを見せたいと思っている」と今シーズンのF1に衝撃を与えたスーパールーキー、ルイス・ハミルトン。史上初の新人チャンピオン誕生こそ実現しなかったものの、その驚異的なデビューイヤーは多くのファンの心に深く刻みつけられたことだろう。

ちなみに今回のブラジルGPでは、あの中嶋悟の長男、中嶋一貴(22歳)も名門、ウイリアムズから待望のF1デビューを果たし、見事に10位完走の大健闘! こうした新世代ドライバーたちの活躍が、来年以降のF1をさらに盛り上げてくれるに違いない。

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