7連敗から奇跡の復活!

ラモス率いる東京Vの躍進とJ2クライマックスの展望

2007.11.15 THU



写真提供/AFLO
野球に引き続き、サッカーも07年シーズンが終わろうとしている。そこで久しぶりにJ2の順位表を見てみると、思いがけない発見があった。な、なんと東京ヴェルディ(以下東京V)が2位! 確か5月ごろには下位に低迷し、「泥沼7連敗でラモス監督解任か!?」なんて騒ぎも起こしていたはずだが、いつの間にこんな復活を…ていうか、そもそも最近のJ2事情ってどうなってるの?

「今年のJ2は最高に刺激的ですよ。現時点(11月8日)で、2位から5位までのチームが勝ち点差9にひしめく大混戦。熾烈な2位3位争いにくぎ付けです」(サッカーライター・海江田哲朗氏)

J1とJ2では、毎年最大3チームが入れ替わる。J2のトップ2が自動昇格し、3位のチームがJ116位のチームと入れ替え戦を行うのだ。それにしても、あの東京Vが現在2位とは本当に意外でした。

「確かに順位もそうですが、ラモス監督が解任されなかったことにも驚きですよね。7連敗で9位まで順位を落とせば、普通は誰だってクビになりますよ。それなのに、フロントはラモス続投にこだわった」

でも結局、それが正解だったと。

「まぁ、結果はまだですが(笑)。ただ、ラモスも7連敗を喫してからは戦い方を変えましたよね。攻撃的なパスサッカーをストップし、3バックで守備を固める戦術に変更。超強力なFW(フッキ=37得点)に前線を任せて、効率よく得点を狙う手段を選びました。結局、ラモスは理想追求よりも堅実なJ2の戦い方を優先させたんです。監督として、一皮むけた証でしょう」

で、気になるリーグのゆくえはというと、「総合力が一枚上だった」(海江田氏)という札幌をのぞき、ほかのチームの結果は本当に予測困難なもよう。残りの上位陣の直接対決を加味すれば、第51節の仙台vs.京都か、最終節の東京Vvs.C大阪あたりが天王山となりそうだが…。残りあと3節。せめて最後だけでも、手に汗握るJ2を楽しもうではないか。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト