北京五輪代表国内選考レース第1弾!

「東京国際女子マラソン」で野口みずき、渋井陽子が対決!

2007.11.15 THU



写真提供/築田純/アフロスポーツ、北村大樹/アフロスポーツ
北京五輪のマラソン日本代表争いがいよいよ佳境を迎える。女子は世界陸上で銅メダルを獲得し土佐礼子が内定。残り2枠を11月18日の東京国際、来年1月27日の大阪国際、3月9日の名古屋国際で決定することになる。

すでに東京国際にはアテネ五輪金メダリストの野口みずき、元日本記録保持者の渋井陽子が出場を表明。トラックからの転向が噂される福士加代子は記録の出やすい大阪国際への出場が濃厚。小出義雄監督の愛弟子で“高橋尚子の再来”といわれている新谷仁美や、原裕美子、小崎まりといった世界陸上で内定を得られなかった選手たちは、日程の関係から名古屋国際への出場が有力視されている。また、高橋尚子は東京国際の出場を回避、現時点で大阪か名古屋のどちらかになるらしい。

さて、そんな北京五輪“予選”の第1ラウンド、東京国際が近づいてきた。05年9月のベルリン以来2年2カ月ぶりのフルマラソンとなる野口だが、すでに東京国際のコースを試走。35km過ぎ、迎賓館前からの高低差約30mのダラダラ坂の感触もつかんだようだ。一方の渋井も中国・昆明で合宿トレーニングを行うなど準備万端。野口に対しても「みずきさんに勝たずして優勝はありえない」とライバル意識をむき出しにしている。いずれにしても好調ぶりをアピールしている2人。早くから東京国際を目標としてきただけに体調は上々のようだ。

乾燥した好天、マラソンに適した気温という好条件のもとで開催されることが多い東京国際。が、35km過ぎの上り坂に苦戦する選手が多く、大阪、名古屋に比べて記録が出にくいレースとして有名だ。03年、アテネ五輪出場を狙った高橋が、その上り坂でズルズルと後退、出場権を逃したのは記憶に新しいところだ。淡々とハイペースで走る野口に対して、大一番では後半失速することが多い渋井。アテネの超難コースではロングスパートで超人的な走りを見せた野口だが、同様の展開になれば渋井も苦しい。カギはやはり35km過ぎか。


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