25年かけて200勝達成!

史上最年長記録を次々と更新「山本昌」のスゴさに迫る!

2008.09.11 THU



写真提供/時事通信社
今年でプロ25年目を迎えた43歳のベテラン左腕、山本昌投手(中日)が史上最年長記録を次々と更新している。8月4日には(対巨人戦)、工藤公康投手(横浜)の41歳3カ月を抜く42歳11カ月で、史上24人目となる通算「200勝」をマーク。25年かけての達成も、歴代で最も遅い記録だった。同24日には(対巨人戦)完投で今季10勝目を挙げて、「シーズン2ケタ勝利」と「完投勝利」の最年長記録を同時に更新。さらに、史上最年長で月間MVP(8月)も受賞した。さかのぼれば、06年9月16日の阪神戦では、41歳1カ月で史上最年長のノーヒットノーランも成し遂げている。

40歳を過ぎてなお、山本投手が進化し続けることができている理由とは?

「投手としての曲がり角といわれる30代半ばに差しかかった時点でも、肩とヒジに全く支障がなかったことが非常に大きいでしょうね」(中日スポーツ・中村浩樹記者)

ということは、食生活を含めた健康管理や体のケアには人一倍、気を使っている?

「いえいえ、特にウエイトトレーニングに熱心というわけでもなく、人並み以上に飲んで、食べてと食に関してもいたって自由気まま(笑)。ただし、自分が『これだ』と思ったことはトコトン信じて貫くタイプです」(同)

ヒザの手術をした95年のオフに転機があったという。イチロー選手をはじめ多くのトップアスリートが通う、鳥取県のトレーニングジム「ワールドウィング」をリハビリを兼ねて訪れて以来、毎年ここで自主トレを行うようになった。同ジムの小山裕史代表が提唱する「初動負荷トレーニング」が、山本投手にマッチ。球速アップにもつながった。

「全幅の信頼を置いている小山先生の指導のもとで、自分に合ったトレーニングを積み重ねてきたことが、山本投手の選手寿命を延ばしているように思いますね」(同)

1年でも長く現役を続けるために山本投手が目標としているのが、「毎年、先発で2ケタ勝利以上」だという。投げるたびに偉大な記録の誕生が期待される渾身の投球に、これからも注目していこう。


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