イチロー、松坂、松井は知ってるけど…

ほかの選手はどうだった?日本人メジャーリーガー通信簿

2008.10.16 THU



写真提供/アフロ
「イチロー、メジャー新記録!」「松坂、日本人最多勝利!」「松井秀喜、手術へ」と今季も日本人選手の活躍、話題が豊富だったメジャーリーグ(以下MLB)。だが、今季は総勢18人の日本人メジャーリーガーがいたはず。彼らの成績はどうだったのだろうか?

「岩村明憲(レイズ)が素晴らしかったですね。慣れない二塁手へのコンバートにも対応。一番打者としてチームを初の地区優勝に導きました。日本では30本塁打を記録していましたが、 もともとホームラン打者ではない。中距離ヒッターだと自分をよく理解しているのが功を奏していると思います」(『野球小僧』編集部・井上博雅氏)

その後、岩村はプレーオフでも活躍。日本のニュースで取り上げられる機会が増えたのは、喜ばしいことである。

また、投手では2007年に所属チームなし、一人で練習する「浪人」時代を過ごした、ジャイアンツ・藪恵壹の復活も見事だった。キャンプ、オープン戦で結果を残して開幕メジャー入り。4月14日にはMLBで3年ぶり、39歳6カ月で日本人メジャーリーガー最年長となる勝利をマーク。最終的には60試合に登板し、3勝6敗で防御率3.57。ロングリリーフもこなす貴重なセットアッパーとなった。

「残念だったのは、あえて厳しくいうと黒田博樹(ドジャース)と福留孝介(カブス)の2人。一定の成績は残しましたが、彼らの実力を考えればもっと活躍できるはず」(同)

黒田は当初、打線の援護に恵まれなかったこともあって結局9勝と2ケタに届かず。ただ面目躍如となった終盤戦、プレーオフの好投は、来季に期待を抱かせた。一方、福留は4年53億円という破格の年俸からすれば打率・257本塁打10打点58と寂しい結果に終わった。オールスターにも出場したように前半戦は好調だったが、相手に研究された後半戦に打撃成績が急降下。さらにはプレーオフの不振で監督の不興も買ってしまった。来季はそうとう巻き返さないと立場は危ういだろう。


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