ハブとシーサーがリングで大バトル!?

「沖縄プロレス」が見いだす!地域密着型プロレスの未来

2009.02.19 THU



写真提供/沖縄プロレス
ハブ男とミル・マングースがにらみ合い、ゴーヤーマスクが華麗に舞えば、シーサー王のパワー殺法が炸裂! これは、スカッと明るいファイトが繰り広げられる「沖縄プロレス(沖プロ)」のリング。沖縄初のプロレス団体として、2008年7月に旗揚げしたというがなんでまた沖縄で? 団体エースにして社長を務めるスペル・デルフィンさんを直撃!

「沖縄県が支援する『ベンチャービジネスサポート事業』の募集を経済誌で見かけ、沖縄にプロレスを根づかせよう! と決意。那覇には夜のエンタメが少ない。そこにビジネスチャンスを見いだしたんです」

この沖プロのように、地域密着型の団体は増加しているらしい。『週刊プロレス』編集長の佐久間一彦さん、その背景とは?

「現在、首都圏以外に本拠地を構えるプロレス団体とプロダクションは20近くもあります。00年代に入り、新日本プロレス、全日本プロレスという2大団体が求心力を失い、地方でのプロレス興行が激減。テレビ中継も深夜に追いやられ、地方在住のプロレスファンはなかなか生で試合を観られなくなりました。地域密着型団体は、そんなニーズに応え、続々と旗揚げしているんです」

沖プロのデルフィン社長が沖縄で旗揚げした理由は、沖縄にもともとプロレスファンが多く、加えて年間約600万人もの観光客が集まる日本有数の観光地だったから。彼は「大阪プロレス」を立ち上げ、ビジネスとして軌道に乗せた実績の持ち主。ローカル色豊かでキャラ立ち抜群な覆面レスラーをプロデュースするのはお手のものだという。

「すでにガイドブックには掲載されていますし、ツアーに入れてもらうよう、旅行代理店と交渉中です」(デルフィン社長)

地域密着型のプロレスを成功させるには、ビジネスというリングでの巧みな駆け引きも重要だ。前例のない新業態「観光プロレス」としてブレイクを狙う沖縄プロレス。美ら海水族館に続き沖縄の新名所になれるか?個性豊かすぎるレスラー陣の奮闘に期待したい。


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