恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第130回

“面食い”が恋愛で失敗する理由

2014.06.14 SAT

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


ルックスに惹かれて一目惚れ…というのもロマンティックでいいけれど、内面などトータルで相手を見る努力を 写真提供/PIXTA
ワイドショーなどでたびたび報じられる、芸能人同士のカップルの破局。たいていは誰もが羨む美男美女の組み合わせだけに、「あんなに綺麗な彼女なのにもったいない!」とか、「自分だったら何があっても絶対に別れないのに!」とか、勝手なことをいいたくなるのが人情というもの。

実際問題として、合コンなどでたまに耳にする「性格が良ければ顔は気にしない」というスタンスは、いかにも優等生的で疑問を感じる。人が異性に恋をする時は、なんだかんだいってもルックスに左右されるところは大きいと思うのだがどうか。

「もちろん、恋愛とは感情的なものですから、ルックスから受ける印象はとても大切です。ただ、たとえ無意識であっても、“美人だから連れて歩きたい”といった考えを含むようなら、良好な関係を長く維持することは難しいかもしれませんよ」

そう忠告するのは、心理学者の内藤誼人先生だ。人はどうしても、好みの条件を満たした異性に出会った時、そこに恋の予感を錯覚しやすいもの。だからこそ、本当に人間的に好きなのかどうかを見極めることが重要なのだと内藤先生は語る。

「たとえば米カリフォルニア大学の心理学者、アイリーン・ザーブリゲン氏が行った調査によると、恋人への満足度が低い人は、心理的に相手を“物”と同じ感覚で扱っている傾向が強いことが判明しています。これはつまり、アクセサリー感覚で交際を続けているようなもの。相手がイケメンであったり、あるいは高給取りであったり、周囲に対して自慢になる要素を持っていることで恋愛関係に発展することはありますが、決して理想の将来が待っているとはいえません」

誰しも多かれ少なかれ見栄や虚栄心と無縁ではいられない。だからこそ、ルックスや経済力などの条件を他と比較してしまうのだが、実際のところ関係を継続するのは言葉にできない感情の部分なのだと内藤先生は補足する。

年齢的にも、もうあまり恋愛で遠回りしたくないと願っているなら、ぜひ肝に銘じておいてほしい。
(友清 哲)

※この記事は2013年6月に取材・掲載した記事です

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