恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第198回

浮気で破局する夫婦・しない夫婦

2014.10.01 WED

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


本当に円満な関係を気づいてきた男女であれば、じつは相手はあなたの浮気を許したがっている。つまり、振り上げた拳を下ろしやすく誘導することが大切なのだ 写真提供/PIXTA
愛する妻がいたとしても、男には魔が差してしまう瞬間というのがある。「浮気は男の甲斐性」とはいうものの、そんな火遊びが妻にバレてしまったら、まず修羅場は免れないだろう。

でも、一時の過ちは過ちとして、妻とは別れたくないのが男の勝手な言い分。もし浮気がバレてしまったら、いったいどんな言い訳をするのが効果的なのだろう? 万一に備えて、心理学者の内藤誼人先生に聞いてみた。

「関係修復を目指すのであれば、言い訳を考えることにはあまり意味がないかもしれません。なぜなら、浮気による破局危機を乗り越えられる夫婦というのは、言い訳の内容とは無関係であるケースが多いからです」

関係修復のために、下手な言葉は不要。これは心理学的調査によっても裏付けられているという。

「米スタンフォード大学の心理学者カリナ・シューマン氏が、60組の夫婦を対象に、次のような調査を行っているんです。シューマン氏は被験者それぞれに日記をつけてもらい、夫婦間の出来事や問題をできるだけ詳細に綴るよう指示しました。夫婦喧嘩や浮気などが赤裸々に記録されたこの日記から、主に浮気問題に注目して分析したところ、弁解の内容と夫婦関係のその後に相関関係は見られないことがわかりました。つまり、関係修復のために言い訳は重要ではないわけです」

では、浮気の発覚後に円満な関係を取り戻すためには、何が必要なのか?

「この調査で判明したのは、関係が修復できるかどうかは、浮気以前の生活で大方決まっているということです。もともとお互いの満足度が高い夫婦であれば、一方がどんなに激怒していても、別れたくないのが本音。だから、言い訳を工夫するよりも、まずは誠心誠意謝って相手の怒りが落ち着くの待ち、そのうえで振り上げた拳を下ろすきっかけを上手に与えることが重要です」

たとえば、欲しがっていたアクセサリをプレゼントしたり、仲直りの印に2人で旅行に出かけたりして、許してもらうためのギブアンドテイクを提示するのもいいだろう。

ただし、そもそも夫婦間の満足度が低ければ意味がない。本当の意味での転ばぬ先の杖とは、日頃から相手に全力で愛情を注ぐことなのかも?
(友清 哲)

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