恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第60回

結婚にはタイムリミットが必要?

2015.02.01 SUN

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


卒業式の日に、意中の相手の第2ボタンを求める行為が流行ったのも、“もう会えないかもしれない”というタイムリミットが作用してのこと。時間的なプレッシャーを、上手に活用すべし!? 写真提供/PIXTA
晩婚化が指摘されるようになって久しいが、たしかに周囲を見渡してみると、長く付き合っている恋人がいながら、なかなか結婚に踏み切れずにいる人がけっこう目に付く。彼女の側からすれば“プロポーズ待ち”のまま、どんどん時間ばかりが経ってしまい、内心ヤキモキしているに違いない。

もちろん、結婚は人生の一大事であるから、おいそれと決断できないのも無理はない。しかし一方で、結婚を決意するに足る異性との出会いなんてそうあるものではないのだから、慎重になりすぎて機を逸してしまうのはもったいない。

「人は時間に余裕があると、どうしても現状維持という保守的な選択をしがちな生き物です。関係が変に長く安定してしまうと、なかなか結婚という大胆な選択に踏み切りにくくなるのは当然でしょうね」

そう語るのは心理学者の内藤誼人先生だ。では、ご縁を逃さないためにはどうすればいいのだろう?

「女性の皆さんに言いたいのは、ただ待っているばかりでなく、自分から結婚を迫ってみましょう、ということ。たとえば、心理学でいうところの“タイムリミット法”を使って、『私の次の誕生日までにプロポーズしてくれないと、もう続けられない』とか、『来年から海外留学を考えている』と、締め切りを提示するやり方がお勧めです。相手の男性にしてみれば、期限までに決めなきゃ、という気になりますからね」

内藤先生によれば、結婚にかぎらず、人がリスクをともなう重大な決断をする場合、タイムリミットの有無が大きく影響するという。

「これはスイス・フライブルク大学の心理学者、オスワルド・ヒューバー氏の調査でも実証されていることです。氏の実験では、ノーマルな状況で人が一定のリスクをともなう選択をする確率は45%であるのに対し、何らかのタイムプレッシャーを与えた状態でのそれは、75%にまで跳ね上がることが判明しています」

実際、転勤がきっかけで一気に結婚話が進んだ…なんてケースもよく耳にする。逆に、なかなか結婚の踏ん切りがつかないという男性諸君は、自らの決断にタイムリミットを設定してみては?
(友清 哲)

※この記事は2012年02月に取材・掲載した記事です

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