恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第255回

愛すべきバカは二枚目よりモテる?

2015.11.16 MON

恋愛に効く! 男女の心理大辞典


ドジでもおっちょこちょいでも、愛嬌さえあれば“愛すべきおバカさん”でいられるはず。素の自分にあった路線を模索しよう (写真提供/zon / PIXTA)
苦労を表に出さず、淡々と仕事をこなしているように見えながら、きっちりと成果を出す。そんなデキるビジネスパーソンは、上司からの信頼が厚く、後輩にも慕われる。同じ男であっても憧れてしまうくらいだから、女性に人気があるのも納得せざるを得ない。

それに比べて、どちらかといえばドジな自分は、先輩や上司にイジられてなんぼの三枚目。これでは職場でモテるなんて遠い夢…?

「もちろん仕事はできるに越したことはないでしょうけど、優秀なタイプが必ずしも女性にモテるとはかぎりませんよ。先輩にイジられるというのは、愛されるタイプである証しともいえますしね」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生である。しかし、女性がデキる男に惹かれるのは当然だと思うのだけど…。

「ところが、シンガポール国立大学の心理学者ラマダー・シン氏が、次のような調査データを発表しているんです。シン氏は80名の大学生男女を被験者に、シナリオ実験を実施しました。内容は“Loveable Fool(愛すべきおバカさん)”と“Competent Jerk(有能な無神経)”という、2つのタイプの人間が登場するエピソードで、読後に両者の好感度を測定したところ、前者の“愛すべきおバカさん”がおよそ2倍の差をつけて上回ったそうなのです」

ちなみに、心理学の世界では「しくじり効果」というのが認められており、ドジなところ、あるいは失敗をあえて見せた方が、相手に受け入れられやすくなるのだと内藤先生は補足する。

「つまり、ドジで失敗が多いからといっても、愛嬌があれば悲観する必要はないんです。むしろ、無理に背伸びをして有能キャラを演じる方が、キザったらしくて嫌われてしまう可能性が高いのでは?」

うーん、なるほど。たしかに有能な人ほど、近寄りがたいと感じるのも事実。愛すべきおバカさんに徹すれば、そのうち女神が微笑んでくれることもあるのかも!?
(友清 哲)

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