恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第286回

「共通項をアピール」で人の心は2倍オープンに!?

2016.06.20 MON

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人は自分と類似性を持つ相手に心を開きやすい。意中の相手との共通点を探せ!(写真提供/わたなべりょう / PIXTA)
職場に気になっている異性がいるけど、なかなかお近づきになるチャンスがない。せっかく飲み会などで居合わせても、どう話しかけていいかわからない。そうやって、恋心を胸に秘めたままくすぶっている人はいないだろうか。

まずは行動を起こさなければ、恋愛も何も始まらない。どうすれば思いを寄せる相手とお近づきになりやすいか、心理学者の内藤誼人先生に聞いてみた。

「人は自分と高い類似性を持つ相手に心を開きやすいことが、心理学の世界では明らかになっています。簡単にいえば、互いの共通点をアピールするのが効果的で、これは複数の実験によって実証されていることです」

とりわけ最新の研究では、FacebookなどのSNSを使った、次のような実験データがあるという。

「これはフランスのブルターニュ大学の心理学者、アンジェリーク・マーティン氏が行った実験です。マーティン氏は用意した100人の被験者に、SNSでまったく知らない人に友達申請をさせました。この際、申請に添えるメッセージの条件を3つに分類。1つめは、ただ『友達になってください』のみで、これは100人中20人が申請を許可されました。2つめは、『あなたと誕生日が同じです。友達になってください』と添えたもので、こちらは41人が申請を許可されました。そして3つめはさらに、『あなたと誕生日と趣味が同じです。友達になってください』と添えたところ、半分に迫る48人が申請を許可されました。この結果から、共通点を多く持つ相手ほど、受け入れてもらいやすい事実が明らかになったわけです」

そこで、まずは何でもいいので相手との共通点を探すことが先決だと、内藤先生は語る。

「たとえば、好きな音楽のジャンル、飼っているペット、出身地。事前にわかっている情報なら話は早いですし、会話のなかでさりげなく探っていくのもいいでしょう。何か1つでもとっかかりを見つけたら、とにかくそれをアピールすること。その後は関係が構築しやすくなるはずですよ」

千里の道も一歩から。気軽に話しかける仲になれば、きっと恋のチャンスもやってくるはずだ。
(友清 哲)

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