データをもとに「平均待ち時間」も算出!

“相席居酒屋”でカップル成立する確率は○回に1回!

2016.08.16 TUE

データ&心理学で! 恋愛カガク研究所 > データでみる恋愛


ちなみに相席居酒屋への来店理由は、日本テレビ『スッキリ!』のアンケートによると、男性は「恋人探し」「楽しく飲みたい」が30%。それに対して、女性は「安いから」「楽しく飲みたい」「友達づくり」が25%。「恋人探し」は15%
写真/PIXTA
近年、新たな出会いの場として注目を集めている“相席”居酒屋。「合コンや街コンより気軽に行ける」「かわいい子がけっこういる」…などの良い評判を耳にするが、「本当に出会えるの?」と若干疑問もある。実際のところ、相席した女の子とカップルになれる確率ってどのくらいなんだろう?

「相席居酒屋のチェーンは“女性無料”のシステムを導入している店が多く、出会いのチャンスは多め。ですが、うまく場を盛り上げられないとマッチングは難しいとも聞きます。歌舞伎町にある『相席酒場』の客層や利用実態を例に、カップル成立率を算出してみましょう」

とは、統計学者の鳥越規央さん。今週末の予定に「相席居酒屋」を入れるかどうか、確率次第で決めようじゃないですか。

「今回は、『相席酒場 新宿本店』の店長さんにヒアリングを行いました。同店は、男女それぞれ2名1組で訪れて、計4人のグループで飲み会を開催するシステム。フィーリングが合ったグループは、連絡先を交換し、そのまま二次会に行く…というのが基本の流れです。今回は、ここまでの達成をカップル成立と仮定しましょう。いきなり現実的な数字を突きつけますが…相席酒場で相席したのち、一緒に店を出るグループは全体のわずか2割程度にとどまるそうです」

思ったより少ない! 難なくイイ感じに持ち込めるのかと思いきや、意気投合して二次会まで行くケースは稀なのか…。

「残念ながら、1回来店しただけではチャンスをつかみきれない可能性が非常に高いようです。そこで、相席酒場に3回通って、1回以上カップルになれる確率を計算してみましょう。統計学ではポピュラーな『二項分布』という確率分布の公式に当てはめて計算すると、1-(1-0.2)の3乗=0.488。およそ半分の確率で、マッチングの可能性があるということですね」

相席酒場の客単価は3000~5000円がボリュームゾーンとのこと。多めに見積もって、3回であれば、必要経費は1万5000円。これを安いと見るか、高いと見るか…。仮にもうちょっと頑張って通えば、出会いの確率も上がるんですよね?

「回数と確率と予算の関係を表にまとめると、以下のようになります。

回 → 確率 → 予算
1 → 20% → 5000円
2 → 36% → 10000円
3 → 48.8% → 15000円
4 → 59.0% → 20000円
5 → 67.2% → 25000円

当然、通うほど確率は高くなりますが、予算もこれだけかかることに。もちろん5回通ってもカップルになれない確率は30%以上あるので、ご了承を…」

あんまり財布に余裕はないし、何かいい方法はないものか…。例えば、相席待ちの女の子に声をかけてみるって作戦はどうでしょう?

「なるほど。相席酒場の場合、店内には14席あり、1グループの平均滞在時間は約1時間30分。また、12時間の営業時間内に平均100組が来店するそうです。この数字をもとに『待ち行列理論 M/M/14』を使って平均待ち時間を計算してみたところ、約2時間となりました」

その2時間に入店待ちの女性に声をかければうまくいく? でも、ルール違反のナンパ男だと思われて嫌われる可能性も? うだうだ考えているうちに、今週末も結局は男だけの飲み会になりそうだな…。

(岡田 圭/verb)

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