恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第315回

【心理学】失態を見せるとデートの誘いにOKが出る?

2017.01.09 MON

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失態を見られた直後は、相手が自分に対して寛大になる。思い切ってデートに誘ってみてはいかがだろう?
写真提供:よっし / PIXTA(ピクスタ)
異性が多く居合わせる職場では、同じオフィス内に意中の相手がいるケースも多いだろう。接点が多ければそれだけ親密になるチャンスが生まれるし、なにより好きな相手の顔を毎日見られるのはハッピーなことだ。

しかしその反面、見られたくない場面を見られてしまうリスクだってある。たとえば仕事でミスを犯し、好きな女性の前で上司から大目玉を食らったりするのは、なんともかっこ悪い。完全無欠のデキるビジネスマンになれればいいのだろうが、なかなかそうもいかないのがツラいところ…。

「彼女に恥ずかしいところを見られたとしても、そう悲観することはありません。むしろ、そんなときこそデートに誘うチャンスなんです。なぜなら、人は失敗を犯した他者に対して、寛大で優しくなるという心理学的なデータが存在するからです」

そう語るのは心理学者の内藤誼人先生だ。これは次のような実験で裏付けられているという。

「米ノースイースタン大学の心理学者ジャック・レヴィン氏が、『他人の恥ずかしい場面を目撃した人は、その相手に優しくなる』という仮説を立てて、実験を行っています。レヴィン氏は用意したさくらのアシスタントに、対面から歩いてきた男性に片っ端から話しかけ、『最大20日間のボランティアを、可能な日数だけでも引き受けてもらえませんか』とオファーさせました。この際、さくらが取った行動は2パターン。話しかける前に、手にしていた書類をバサッと落とし、失態シーンをあえて見せるケースと、そうでないケースです。その上でボランティアの受託率を測定した結果、失態を目撃した人は、平均で7.40日のボランティアを受託したのに対し、目撃していない人は、平均4.53日に留まったそうなのです」

この結果を受けてレヴィン氏は、「人は恥ずかしい思いをした相手に、面子を取り戻させてあげたくなる心理が働く」と結論づけているという。

「つまり、上司にこっぴどく叱られた直後、意中の相手を『今夜、気晴らしがしたいから飲みにつきあってくれない?』とお誘いしてみれば、成功率が上がるわけです」

まさに災い転じて福となす。そもそもミスをしない努力も必要だが、もしもの際にはぜひお試しあれ。
(友清 哲)

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