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北朝鮮の過酷な経済政策にさすがのネトウヨからも同情の声

2009.12.11 FRI

噂のネット事件簿


デノミ前の旧1000ウォン紙幣。肖像画は金日成
 11月30日、北朝鮮で通貨を100分の1(旧100ウォン→新1ウォン)にするデノミネーションが実施された。これに伴い現地では「一時的な外貨使用禁止」などの措置も行われた。ただでさえ混乱している北朝鮮国内だが、さらに今回のデノミには「旧通貨から新通貨への交換に上限枠がある」という情報もある。

 各種報道によれば、その上限枠は「10万ウォン」とも「15万ウォン」とも言われている。北朝鮮の中流家庭一家4人のひと月の生活費は2万ウォン程度だが、「上限枠」があるということはこれすなわち「残りの旧紙幣は紙くずになる」ということ。タンス預金を直撃するこの荒業には、普段は北朝鮮バッシングを繰り広げるネット住民もさすがに引き気味だ。

「賽の河原だな」
「強制的に『宵越しの金は持たねー』って」
「これから冬だっていうのに・・・」
との意見が主流派に。さらに

「日本の将来だろ」
「タンス預金は色んな意味で危ないな」

と我が身を案じる者も多く、「デノミ」と「デフレ」を間違えた者が「勉強してから来いよ」とたしなめられるなど、北朝鮮ネタにしては珍しく、荒れることなく2ちゃんねるの書き込みは進行した。また、読売新聞が「人々が道端に座り込んで泣くのは、首領様(金日成主席)が逝去した時以来(現地消息筋)」と報じたため、これには「今回はマジ泣きだろ!」とのツッコミが入った。

 なお、デノミといえば今年話題を集めたのがアフリカ南部のジンバブエ。ジンバブエは08年8月、従来の通貨から0を10個取り「旧100億ジンバブエドル=1新ジンバブエドル」とするデノミを行ったが、その後もインフレは一向に収まらず、今年1月には「100兆新ジンバブエドル札」が発行された。そのため政府は今年2月に再びデノミを実施し「1兆新ジンバブエドル→1新新ジンバブエドル」に設定されたが、結局自国通貨の流通を廃止した。

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