多彩なテーマで、その数250以上!

カジノ議連、世界遺産議連…「議員連盟」って何してるの?

2010.05.20 THU



写真提供/時事通信社
カジノ議連に世界遺産議連、袴田巌死刑囚救援議連。これ全部、ここ1~2カ月ほどの間に発足した議員連盟だ。政権交代後、新議連が続々と結成されている。でも、この“議員連盟”って一体どんな組織? 東京大学・先端科学技術研究センターに所属する、政治学が専門の菅原 琢特任准教授にたずねた。

「議員連盟とは、原則的には国会議員などの議員がなんらかの目的を持って結成する集団です。目的は様々で、政策の議論、社会問題の検討、業界団体との連携、趣味・愛好のものなどがあります」

政策集団的な議連は同じ党内の議員で結成され、国際問題や外交にかかわる議連は超党派で結成されることが多いという。でも政治家はなぜ議連を作るのだろう?

「政策や活動をアピールできるのも理由のひとつでしょう。私たちが政治家に陳情をしたいと思ったとき、どんな議連に参加しているかを調べれば、その政治家の活動内容を知る目安になります」(菅原氏)

そんな背景もあってか、現在は活動していないものも含めると、議連の数は少なくとも250以上にのぼる。民主党の城島光力衆院議員によると「1人でも立ち上げられますし、議連を立ち上げた議員は、全議員に案内を出して参加を呼びかけます。議連立ち上げの案内は連日きますよ」とのこと。城島議員も、犬猫等の殺処分を禁止する議員連盟の会長を務めている。

また、なかにはハクション議連など、名前だけ聞くと「?」なものも。ハクション議連の正式名は、花粉症等アレルギー症対策議員連盟(昨年解散)という。

「花粉が飛ぶ時期、花粉症の人はアンハッピーでアンヘルシー。そんな方々がハッピー&ヘルシーになるようなアクションを起こそうという意味でHとAをかけて名づけました」とは、当時、事務局長を務めた小野晋也前衆院議員。活動自体は真面目でも、名前が親しみやすいと僕らも政治家の活動に興味を持ちやすい。今後もポップなネーミングの議連、期待してます!
(麻生雅人)


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