海外では被害が蔓延しているとか

ウイルスも!迷惑SMSにご用心

2012.03.15 THU


上記のような店舗で、実名登録の必要なくSIMカードが買えた中国では、迷惑SMSが社会問題に。2010年に実名登録制を施行した
画像提供/Imaginechina/アフロ
「毎日のように大量の迷惑メールが届いて困る…」という経験がある人も多いはず。その多くは携帯メールだが、ここ数年、海外では「迷惑SMS」が蔓延しているという。日本ではあまり話題にならない迷惑SMSだが、国内事情はいかに? NTTドコモ広報部の佐久間大輔さんに話を聞いた。

「2011年7月にSMSの国内キャリア間の相互接続がスタートし、SMSの通数は増えてきていると思います。一般論として、それに伴い迷惑SMSは微増しているかもしれません。ドコモでは具体的な通数は把握できていませんが、迷惑SMSに対して万全の対策を施しています」

全体の通数は増えているが、携帯メールに比べてその数は微々たるもの。それは、相互接続の際に、各社が迷惑メール対策として1日の送信数の上限を200通に定めたためだ。それでも、迷惑SMSが送られてきたという話も聞く。どんな内容が多いのだろう?

「迷惑SMSの事例として、特定サイトに誘導するものやメールに書かれた番号に電話をかけさせるものなどが報告されています」

一見、電子メールと似た手口なため、引っ掛かる人も少なそうだが、SMSならではの落とし穴も。番号が通知されることで生じる『知り合いかも?』という油断や、『SMSに迷惑メールはこない』という思い込みから、本文内のURLをクリックしてしまうこともあるのだ。では、受け取らないためにはどうしたらいいのか?

「『SMS拒否設定』が有効です。相互接続後、迷惑SMS対策として『国内他事業者SMS拒否』や『個別番号受信』など、より細かな設定が可能になりました」

現在、他キャリアでも同様の対策を行っており、キャリア間での迷惑番号の共有を実施しているという。今後は、ユーザーが迷惑番号を報告することも対策の1つになりそうだ。
(船山壮太/verb)


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