首都高に庭園、新宿~羽田間が20分に

TOKYO進化予想図2013

2013.04.18 THU


国内JCTのなかで、屋上庭園は初。和風の回遊庭園がコンセプトで、和テイストの装飾が多用されている。天気がいい日は富士山が見えることも 画像提供/東京都目黒区
副都心線と東急東横線の相互乗り入れや、小田急小田原線の下北沢駅を含む3駅の地下化など、大規模な変化が目立つ東京の鉄道網。さらに今年度以降、長年の工事を終え新たな幹線道・高速道の開通も予定され、それに伴う新施設にも注目が集まっている。

まず3月30日、首都高速3号渋谷線と中央環状線をつなぐ目黒区・大橋JCT屋上に、「目黒天空庭園」がオープン。同JCTは騒音対策のため道路が壁と屋根で覆われており、この屋上スペース7000平方メートルを公園として活用した。草木が植樹され、四季折々の自然が無料で楽しめる。その大橋JCTから五反田を抜け、大井南まで繋がる中央環状品川線は今年度中に完成見込み。開通すれば新宿~羽田間が20分短縮され、羽田まで約20分でアクセスできるようになる。

もうひとつの注目は新橋~虎ノ門地区を地下・地上の2層構造で結ぶ「環状第二号線プロジェクト」。「幻のマッカーサー道路」という俗称で知られるこちらも、今年度中に完成予定。道路と一体で建設が進む超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」は2014年に竣工する。地上52階建てのビルにはオフィス・住宅のほか、ハイアット・ホテルズの「アンダーズ 東京」が開業予定。日本初進出として話題を呼んでいる。

2015年度以降も大規模プロジェクトは目白押しだ。まず豊洲地区と中央区晴海を結ぶ、首都高速10号晴海線の延伸工事が2015年度の完成を目指している。

渋谷駅近辺もまだまだ変貌を遂げる。東急電鉄が駅南側・渋谷川に沿ったエリアを再開発し、2017年度までに遊歩道を整備予定。さらに2027年までに高層ビル5棟が続々と登場する。

このほか2015年には、二子玉川ライズにホテルやシネマコンプレックスが開業予定。大手町の再開発も来年から着工し、2016年度には星野リゾートが「星のや 東京」の開業を目指す。さらなる進化から目が離せない
(菅原信子)


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