お酒好きツーリストが殺到する新名所に?

「ウォッカの噴水」グルジアで建設

2013.06.30 SUN


グルジア・バトゥミにある噴水。こちらは普通の噴水だが、これがウォッカだったら、果たしてどんなことになるのだろうか… 写真提供/GettyImages
BBQにビアガーデンに花火大会…アウトドアで飲む一杯はお酒好きにはたまらない夏の醍醐味ですよね。そんなお酒好きの皆さんには夢のような話が、今夏、西アジア北端のグルジアで実現しそうです。なんと「お酒の噴水」を作ってしまおうというのです。

グルジアの有名リゾート地バトゥミでは、観光塔の建設計画が進行中。その頂上部に設置される噴水から吹き出すのは、あのウォッカ…。

“グルジア王朝風をイメージした高さ25mのタワー”のてっぺんに建造される予定というこの噴水、普段は水を出しているそうですが、“週に1回、10分から15分ほど”、地元名産のウォッカ「チャチャ」を噴き出す予定。開発責任者は「地元企業の協力は得られた。酒の噴水の実現は近い」と胸を張っています。

使用されるチャチャはアルコール度数が70~90%と非常に高いお酒。たまたま近くを通りかかった人が酔っ払ってしまわないか、観光に来た子供たちに悪影響を与えないか、はたまた近所の酒飲みが隙をみてダイブしないか、タバコに火を点けようとして引火しないか…羨望を禁じ得ない筆者は勝手に心配してしまいます。

ちなみに日本でも、蛇口からお茶の出てくる小学校がお茶の名産地・京都府宇治市にありますし、愛媛・松山空港や県内のデパートでは催事イベントに時折“ポンジュース蛇口”が設置されます。

ならばウォッカの名産地がウォッカの噴水を…と考えるのも自然な発想ということでしょうか。実際、グルジアではこの噴水が「多くの観光客を呼び込める」と期待を集めているそう。

日本でもご当地モノが人気を集める今、各地の名産を生かした「●●蛇口」「●●噴水」を企画すれば、盛り上がる可能性は十分。やりすぎ…と眉をひそめる向きも多いでしょうが、新たな観光スポットになるかもしれません。

「蛇口からジュースが出たらなあ」という幼き夢は、海を渡ったヨーロッパでも共通の憧れのようです。
(筒井健二)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

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