JKは性産業を連想?

豊橋市「JK広報室」 名称変更要請に賛否

2016.06.07 TUE

噂のネット事件簿


JKの使用可否だけでなく、言葉の由来に対する投稿も目立った ※この画像はサイトのスクリーンショットです
6月3日、愛知県豊橋市が設置を予定する「JK広報室」について、地元の女性らが「JK(女子高校生)」の使用に不快感があるとして佐原光一市長に名称変更を要請した。ネットでは、役所が「JK」という言葉を使用することを巡り、様々な議論が巻き起こっている。

JK広報室は、若い世代へ市制110周年の認知拡大と関連イベントの参加を促す目的で、6月中の設置を予定しており、そのメンバーを募集中だった。女子高校生ならではの感性と情報発信力を生かして、地元の女子高生が広報活動の企画立案から実践までを行うという。

今回、女性らに問題視されたのは、「JK」という表現。性産業で男性の客寄せに使われている隠語が元になったネットスラングであり、誤解を招きかねないという趣旨で名称変更を申し入れる騒動が起きた。Twitterでは、

「どちらかといえばスラング用語に近いので、役所が使うのは適切とは言い難いかな。」‏
「正直、JKだのJCだのって単語をフツーに使うことにドン引きっす…ただの略語だと思ってる人は、恥ずかしいからやめた方がいいと思う」
「そもそも何で記念事業の広報の為に女子高生だけを集めなきゃいけなかったの?男子高校生をはぶいた理由は何?」

と役所が使用する言葉として不適切であることをはじめ、プロジェクト自体に不満を持つ声などがあがった。一方、前例として、今年1月に平成27年度ふるさとづくり大賞自治体部門「総務大臣賞」を受賞した福井県の「鯖江市役所JK課」を引き合いに、

「鯖江市の方を参考にしてるのに何故単語だけに反応するのかな。」
「鯖江市にも『JK課』があるがそれには文句言わないの?」

と疑問を呈する声も目立った。

なお、毎日新聞によると、市はJKを「若い世代には非常に身近な言葉」とし、名称を変更しない考え。マイナスイメージを想起させる可能性については真剣な活動により払拭したいとのことで、今後の活動が注目される。
(山中一生)

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