自民党より先に「次の内閣」人事発表

岡田代表、無投票で再選。でも…民主党ってどうして揉めてるの?

2004.09.30 THU

民主党の新代表に岡田克也代表が無投票で再選された。そして新体制も、「次の内閣」に若手リーダーや菅直人前代表、鳩山由紀夫元代表まで入閣したりと、まさに「党をあげての布陣」(岡田代表)。たしかに一見、次の政権を狙う党としてうまくいっているようにもみえる。でも本当のところ、民主党ってどうなのか。いいのかこれで? そもそも民主党の代表といえば、次期総選挙で自民党に勝てば総理になるかもしれない人物。そんな重要な人間をほとんど議論もしないで無投票で選んだのがどうもよくわからないっていうか、納得できないのだ。

いや、実はね、党内の若手議員の間では出馬や対立候補擁立の動きもあったんですよ、と語るのは民主党担当の新聞記者氏。ん? じゃあなんでちゃんと選挙をしなかったのか。2年前の代表選では「サポーター」投票を実施し、誰でも代表選に関われるようにもしたじゃないか。でもその2年前をはじめ、代表選のたびにモメてきたのが民主党ですから、と同じ新聞記者氏。

そう、もともと民主党は自民党以上の寄せ集め集団のため、派閥・グループ間の対立や政策格差が激しく、代表選やその後の執行部人事などで何度もモメてきたのである。しかも、鳩山氏や管氏をはじめ、歴代の代表は必ず何らかで理由で党内の対抗勢力に引きずり降ろされてきたうえに、今春の岡田代表の場合も、年金未納問題による菅氏の代表辞任と小沢一郎氏の代表就任固辞という、いわばムチャクチャ消極的な選択として代表に就任した経緯があった。

つまり察するところ、数年後の政権交代を目指しているのに毎回代表選びで内輪揉めするのはいかがなものか、たまには団結してみようよ、っていうのが実情らしいのだ。これじゃあ頼りない気もするが、実際、代表選後をみても、挙党態勢を強調する岡田代表と執行部に批判的な小沢氏、という図式で、全然変わっていないのである。小泉政権と民主党の岡田体制、一体どっちが長く続くんだろうか…。

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