IQ200の超才女!?

黒人女性初の国務長官就任ライス補佐官って何者だ?

2004.12.22 WED

彼女の名前は知らなくても、ブッシュ米大統領のそばにいつもぴったり寄り添い、その発言をフォローする鋭い目をした黒人女性を見たことがある人は多いはずだ。彼女の名はコンドリーザ・ライス大統領補佐官――。ブッシュ大統領の「オルター・エゴ(分身)」といわれ、彼の側近中の側近であると同時に、親密なガールフレンドとしても知られる国家安全保障担当の補佐官である。

実はいま、このライス氏が全米の注目を集めている。パウエル国務長官の辞任を受けて、11月中旬にブッシュ大統領が後任にライス氏を指名――、来年早々にも女性としては2人目、アフリカ系女性では米国史上初めて国務長官に就任するからだ。

しかし、ライス氏が注目されているのはそういう理由だけじゃない。米国の国務長官といえば首席閣僚で、もともとその交代劇は大々的に報じられるものだが、ライス氏の場合はその才覚・経歴もスゴいのだ。 両親の英才教育のもと、6歳でブラームスを弾きこなし、ピアノとフィギュアスケートはプロ並み。15歳でデンバー大に飛び級入学し、19歳で卒業した頭脳はIQ200(!)という天才ぶりで、27歳でスタンフォード大の政治学教授に就任するや、旧ソ連の専門家としてレーガン政権で統合参謀本部顧問、前ブッシュ政権で国家安全保障会議の上級部長を歴任。現在のブッシュ政権では、00年の選挙運動中から外交・安全保障分野でブッシュの指南役を務め、対テロ戦争におけるその一貫した強硬姿勢からついたアダ名が「闘うプリンセス」…。

もっともライス氏の国務長官就任に問題がないわけではない。というのも、パウエル長官が国際協調を重視する穏健派として知られ、強硬派ばかりの現政権内でブレーキ役を果たしてきたのに対し、ライス氏は公式の場でブッシュ氏のことを「マイ・ハズバンド…」と言いかけたことがあるほど大統領と一体化した関係。それだけに、米国の暴走や軍事力依存がますます強まることだけは容易に想像できるのだ。

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