なぜそんなにまとまらないの…(涙)

世界の核問題に暗雲NPT再検討会議、大決裂!!

2005.06.09 THU

もぉ~バカバカバカ!! と、上戸彩に思いッきり叱ってほしいほど、深刻な事態ですよ、これは。先日開催された、NPT(核拡散防止条約)の再検討会議が、まったくの決裂状態で閉幕しちゃったんですから。

NPTとは、世界中に核兵器が蔓延することを防ぐため、国連主導で70年に発効した条約のこと。各国が互いに、核兵器を所持しないよう努めあうことを前提に、“核保有国”である米、英、仏、露、中の5カ国にも「誠実に核軍縮の努力をしろ!」と働きかけを行う、核兵器廃絶の鍵として、非常に重要な取り決めなんです。

まぁ第二次大戦後の枠組みが反映されているため、「なぜ戦勝国だけが核保有を容認されてるの?」とか、「“誠実”ってなにかね…」など、ツッコミどころはいくらでもあるのですが、それでも前回(00年開催)の会議では、CTBTの早期発効やFMCT(カットオフ条約)成立へ向けた交渉の開始を促すなど、かなり具体的な意見を出せるまでの進展をみせていたのでした。

今回の会議では、そうした流れの再確認に加え、にわかに緊張が高まった北朝鮮の核問題(北朝鮮は03年にNPTを脱退)を筆頭に、核兵器所持について、限りなく“黒”に近いグレー状態となっているイラン、イスラエルに関しての言及も行われることが期待されていたのですが…。実質的にはむしろ軍拡の方向へ向かっている米国(イラン問題についてはかなり積極的)と、「自分に都合いいことばっか言うな!」、「俺の話も聞け!」といきり立つ非核保有各国との対立という、哀しいまでにありがちな展開で、“最悪”の結果を招いてしまったという次第。なにしろ、北朝鮮やイランにとっては、この会議がウヤムヤに終わった方が都合いいからね。ということで、NPT自体の意義までが揺らぐ結果となった今回の会議。他はともかく、ここでこそ被爆国、日本が行動すべきでしょう。がんばれニッポンとニッポン人!!

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト