予算ギリギリで頑張ってます

防犯動画配信サイト“ポリスチャンネル”が面白い!

2005.10.20 THU

小学生アイドル“ムチャチータ”の、さわやかな歌と踊りにのせて「ダメ。ゼッタイ。」と麻薬&覚醒剤の恐ろしさを訴える薬物乱用防止ビデオ。昼ドラよろしく、小倉優子がストーカー被害者を演じる長編ムービー。はたまた、元警官が「イヒヒ、俺は痴漢だぞ」と変質者を好演する痴漢対策ビデオ等々。そんな防犯映像レアトラック満載の動画配信サイト、『ポリスチャンネル』をご存じだろうか。

こちらは、各都道府県警察や関係省庁・団体などが治安維持を目的に制作した映像コンテンツのストリーミング配信をメインに、全国の警察ニュースや指名手配犯、行方不明者の情報までをも網羅した、いわば防犯情報のポータルサイト的存在なのだ。

「意外にも防犯情報の総合サイトは、今までなかったんです」と話すのは、サイトの発案者にして、NPO法人ポリスチャンネルの事務局長を務める、警察OBの上高家さん。しかし、大変失礼ながら「NPO」「警察OB」の連続コンボに、どうも「天下り先」「利権団体」といった不吉な単語が頭をよぎってしまうんですが…。

「我々の収入は、この活動に賛同していただいた会員からの会費だけでまかなっていますので、けっこうギリギリです(笑)。限られた予算で、サーバー維持費を始め、更新作業の業務委託料、ビデオの二次使用料に、果ては人件費までまかなってまして、『これで年を越せるのかな』と心配しているほど。役員も無報酬なんですよ」(同)

事実、会員企業の好意で居候させてもらっている事務所も、スタッフは上高家さんを含めてたった3名。その3人が、月に2度の更新に向け、動画の収集や契約交渉、独自の取材、ビデオ制作を行っているとか。

BIGLOBEとの提携効果もあり、9月には設立当初の目標であった10万ページビュー(PV)を超えた。「目指すは100万PV」。観賞の目的は人それぞれだけど、ともかく、今後のポリスチャンネルからは目が離せない?

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