現在の一律料金制から、08年度をメドに

首都高が距離制課金へ!!ぼくらにとってのメリットって?

2006.03.30 THU

700円を握りしめ首都高の料金所に向かったのも今や昔。ETCのおかげで小銭を用意する手間がなくなった。でもETC割引&クレジット後払いだけに、ついついチョイのりでも首都高を使いがち。よく考えたら短い距離でも、特定料金区間を除いて一律700円(東京線・割引前)も払ってるんだよなあ。中長距離ならともかく、ちょっと微妙。

このように、かねてから改定希望の声があった首都高の料金制度。もちろん首都高速道路(株)も公団時代から事態を憂慮していたらしく、2年後の2008年度をメドに、現在の一律課金から、利用距離に応じた課金制度へ移行する方針を打ち出した。

「現在検討されているのは、210円の初乗り料金に、1kmあたり31円の距離料金を加算していく案。これだと3kmで300円、6kmで400円、と他の高速道路と同程度の料金水準になる」(自動車評論家&首都高ありかた懇談会メンバーの清水草一さん)

距離制課金が現実味を帯びたのには、もちろん理由がある。現時点で首都高利用車のおよそ6割にも及ぶETCの普及だ。距離制課金では入口料金所と別に出口料金所が必要。首都高にそんなスペース的余裕はないが、ETCならばセンサーだけで済む。

じゃあ距離制導入以降は、ETCをつけていない車は首都高に入れなくなるのか?

「非装着車の救済措置は考えないといけないよね。例えば、距離制課金の上限を1000円にして、非装着車は入口料金所で上限額を払えば利用できるとか」(同)

そもそも短距離利用以外でぼくらにメリットあるんでしたっけ? 距離制って。

「一番大きいのは、渋滞してたら気軽に首都高を降りちゃえるってこと。今はほら、入口で700円払ってるから降りたくても降りられないじゃない? 渋滞区間を、一般道でパスしたら、気がねなくまた首都高にのれるし。『路線の均一利用』が進む結果、渋滞が今よりもっと減るはず」(同)

もっと気軽に首都高を使えるってわけか。今から2年後が少し楽しみかも。

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