事実上の実施延期ですね

4月から本施行されたPSE法って結局どうなったの?

2006.04.13 THU


4月1日から本施行されたPSE(電気用品安全)法。アーティストたちからの反対があったりして、随分とゴタゴタしましたよね。簡単にいえば「PSEマーク」が付いてない中古電化製品は売買ができなくなっちゃうという法律だけど、結局ど~なったの?

結論からいえば、法律は本施行されたものの、事実上は販売を容認するといった、なんとも曖昧な感じ。まず、反対運動が行われていたビンテージの楽器などについては、これを例外とし、マークなしでも簡単な手続きで売買ができる。そしてさらに、本施行直前の先月24日からは、「周知不足や安全検査体制が整っていない」ことなどを理由として軌道修正。PSEマークがない電化製品は、販売ではなく「レンタル」とされ、後から業者が検査機器を使って安全検査をすることになった。要は、今まで通り中古品の販売を認めたことになる。

それにしても、ただ混乱を招いただけで、事実上の現状維持に落ち着いた今回のPSE法って、作る意味あったんでしょうか?「そもそもこの法律は2001年より施行され、それ以降に製造された電化製品には、安全確認マークとしてPSEマークを付けることを義務付けるというものです。それによって安全基準を保ち、消費者の安全を守ることが本来の目的なのです。また、製造時にPSEマークがないものでも、新たに検査を行えば販売することができます。その準備のための猶予期間だったのですが、残念ながら検査機器不足などで、このような状態を招いてしまいました」(経済産業省・製品安全課担当者)

現在、行政は安全検査機器を無料で貸し出しているが、まったく足りていない。消費者から「これじゃ結局、何が安全だかわからない」と、疑問の声が出ている状況だ。

本施行に踏み切ったものの、問題が山積みだったPSE法。早く検査環境を整えて、本来の 消費者の安全を守る という目的を果たしてほしいものですね。

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