最多質問記録のR25世代議員に聞いてみた

国会で質問するのってどれくらい大変なの?

2006.08.17 THU

半年あまりに及んだ通常国会の閉会から2カ月。あと1カ月ちょっとで今度は秋の臨時国会が始まる。ところで、その通常国会ではR25世代の新人議員がスゴイ記録を達成して話題になったのを知っているだろうか。

その記録とは1国会での質問回数。これまでは73年に旧社会党議員が達成した63回が最多だったのだが、今回の国会では31歳の糸川正晃衆院議員(国民新党)が86回も質問。なんと33年ぶりに最多質問記録を更新したのだ。いったいなんで新人議員がそんなに質問に立つことになったのか。とりあえず糸川議員本人に聞いてみると――。

「議員になると、国会で予算委員会とか各委員会に最低1つは入らなければいけないんですが、私の場合、常任で6つ、代理で1つと7委員会に入っているんです。通常は2つぐらいなので、7つも入るとふつうなら質問する時間もないんですが、私は若さもあって『必ず質問させてくれ』と。まあ、そのおかげで自分もつらくなったわけですが(笑)。でも、せっかく選んでいただいたんだし、とにかく休まずに全部やってみたら結果的に86回になったんです」

 ちなみに通常国会は土日祝日をのぞけば実質90日間。つまり、86回ということはほぼ毎日質問していたことになるのだ。これは自民党議員なら20年分に匹敵するという。

「だから、初当選して以来、休んだのは正月の2日間だけで、朝5時まで質問を考え、7時には起きるという毎日です。なにしろ、議員になって10日目で小泉総理に郵政民営化について質問したぐらいですから」

もっとも、そこには国民新党が少数政党だから、という理由もある。同党の衆院議員4人のうち、糸川議員以外は代表の綿貫民輔氏をはじめ、亀井静香、亀井久興と大物政治家ばかり。そのため新人の糸川議員にめんどうな仕事…いや質問機会が集中したというわけだ。でも、この記録はやれと言われてもなかなかできることではない。糸川議員と同期の杉村太蔵センセイはいったい何回質問したのだろうか。

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