実施はもう、来年に迫っていました

首都高の距離別料金で今より渋滞が減るってホント?

2007.03.15 THU

営業車で毎日首都高を利用している人にとって、渋滞は日常茶飯事。たまにスイスイ走れたりすると気持ち悪いほど。「今日はラッキーだなぁ…と」さえ思います。

そもそも「渋滞」とはどんな状態か?

「首都高では、自動車のスピードが20km/h以下になっている区間を『渋滞』とし、情報板などでは赤色で表しています。一方、20km/h以上40km/h未満の区間を『混雑』と呼びオレンジ色で表現しています」(首都高速道路株式会社・広報室)

渋滞は、事故や落下物、工事、料金所などで発生するほか、最近では花火の見物やジャンクションでの合流、ちょっとした坂道で自動車のスピードが落ちただけでも起こるのは、みなさんも知るところ。渋滞による時間的、金銭的、精神的損失たるや、想像にあまりあります。

この慢性的な渋滞を解消すべく、首都圏では内環状線以外にも、山手通りの下を通る中央環状線や、外環状線などの整備を進めているわけですが、もう一方で渋滞を解消させる取り組みとして期待されているのが、首都高の均一料金から、ETCを利用した距離別料金への移行なんだそうです。それはナゼか? 日本大学理工学部・社会交通学科の安井一彦先生にお話をうかがいました。

「現在は、首都高に乗ってすぐ渋滞に気が付いても、入り口で700円支払ってしまっているので『1区間だけ乗って下りるのがお金の無駄なら、渋滞にハマるのも時間の無駄』という状態なんです。距離別料金が導入されると、距離に応じて料金を払いますので、渋滞を避けるために首都高をいったん下りて、再度乗り継いでも割高になりません。首都高の短い区間の利用者が増えることで、首都高だけでなく、一般道路の渋滞緩和や環境改善も期待できるんです」

来年にも導入されるという首都高の距離別料金。そのためにはETCが普及するしかないんですが、現在70%を超える普及率。あなたの車には付いてる?


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