会社にも会議がいっぱいですが

首相が出席する会議って1週間にいくつあるの?

2007.03.22 THU

安倍首相が重要政策を決めるための会議を次々に新設している。たとえば「教育再生会議」に「アジア・ゲートウェイ戦略会議」。さらに「イノベーション25戦略会議」に「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」。なにをやっているのかわからない会議をどんどんつくり、自民党幹部からも「会議が多すぎる」と注文をつけられたほどなのだ。

なんで安倍さんは次々に会議をつくるのか。本当にこんなに会議が必要なのだろうか。そこで内閣官房広報官に安倍さんがどれくらい会議にでているのか聞いてみた。

「正確にはわかりませんが、国会も含めるとかなりの数になると思います。総理が出席する国会審議は、衆議院の代表質問に予算委員会、それに参議院の予算委員会に総括質疑、集中審議など。さらに閣議が週2回あり、それ以外にも経済財政諮問会議が週1回、教育再生会議も週1回あります」

ちなみに3月のある日に安倍さんがこなした会議を並べてみると、こんな感じだ。

午前8時31分、国会内で閣議。同9時、参院第1委員会室で参院予算委員会。午後0時5分、官邸の小ホールで政府与党連絡会議。同1時、再び参院予算委員会。同4時56分、国会が終わり、同5時6分、院内の総裁室で自民党役員会。同38分、官邸で内閣情報官や防衛省高官と会議――。

みてのとおり、首相の1日は朝から晩まで会議だらけ。そのうえ新しい会議を次々につくるのだから、つき合わされる政治家たちから文句がでるのもあたりまえかもしれない。どうしてこんなに会議があるのか。

じつは、安倍さんには重要政策を国民にみえるかたちで議論し、続落している支持率を上げたい考えがあるという。でも、新設された会議の経費は2月末現在ですでに約1800万円。そのうえ会議が多すぎて、逆に議論までみえなくなっているのだから困った話だ。会議とは本来、議論したことを実行し、何らかの成果を上げてこそ初めて意味が出てくるのである。

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