男女雇用機会均等法が改正

男子をセクハラから守る法律に変身!?

2007.06.21 THU



撮影/キッチンミノル
「センパイ、セクハラですよ!」。このセリフを僕らが使ったり、後輩に言われたりする機会が今後、増えるかもしれない。4月1日に男女雇用機会均等法が改正され、法律の対象が女性だけから“男女双方”へと拡大されたのだ。セクハラに関しても、今までは女性に対する行為だったのが、対象が拡大されたことで、女性→男性、男性→男性の場合も禁止規定の対象となる。

たとえば男性→男性の場合、嫌がる同僚や後輩をキャバクラや風俗店にムリに連れていったり、飲み会で裸踊りを強要するといった行為が対象となる。身に覚えがある人は要注意。では、女性→男性の場合は?

「女性の上司からの好意に応えなかったことで、仕事上で無視されたり、冷たくされるケースや、女性の多い職場で、性的なからかいを受ける例もありますね。性経験を語らせたり、“男なのになんで○○できないの!?”といった言葉もセクハラの対象になります」と語るのは、弁護士の山田秀雄氏。氏のもとにも何件か男性からのセクハラ被害の相談が寄せられたという。

「女性からのセクハラなんて、なんだかちょっと楽しそう…」。そんなふうに思う人もいるかもしれない。だけど耐え難い苦痛を感じている人もいるのだ。

「セクハラの受け止め方は個人のとらえ方によって様々。男と女という枠でくくることができない多様化した社会に対応した改正といえるでしょう。女性の社会進出が進み、女性が上司になることもますます増えます。そうなると、いままで男性が部下の女性にセクハラするのと全く逆のことが起きる可能性が出てくるのです」(同)

今後、男性のセクハラ被害の相談や訴訟が増えてくるだろうと山田氏はいう。男性のセクハラ被害なんて、考えたこともなかったんじゃない? 取り急ぎ、僕らが注意すべきことは、同僚や後輩が嫌がる行為はしないということだ。会社内での付き合い方がますます難しくなりそうですね…。


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