東京‐大阪「銀河」が来春にも廃止

引退間近! 消えゆく前に乗っておきたいブルートレイン

2007.12.20 THU



撮影/熊林組
寝台特急ブルートレインが消える? 08年3月のダイヤ改定で東京‐大阪間を走る「銀河」をはじめ、「なは」(京都‐熊本)、「あかつき」(京都‐長崎)がなくなるほか、「日本海」(大阪‐青森)と「北斗星」(上野‐札幌)が1日2往復から1往復に減る。また09年春には「富士」(東京‐大分)と「はやぶさ」(東京‐熊本)の廃止も予定されているとか(朝日新聞11月18日付)。

おぼろげながら70年代後半の鉄道ブームを覚えている筆者にとって、ブルートレインとは憧れであり、事件現場でもあったわけですが(ドラマで)、なんとも寂しい限り。なぜこのような事態に? 鉄道マニアの芸能マネージャーでおなじみ、ホリプロの南田裕介さんに原因をうかがいました。

「ブルトレが一世を風靡した50年代から70年代までと比べ、航空機と新幹線が発達しました。昔なら寝台特急に乗り泊まりがけで行く場所に日帰りで行けるようになった。加えて車両の老朽化。リニューアルも難しいので、もう引退するしかないんです」

似た交通手段の深夜バスの影響は?

「影響を受けたのは寝台のない深夜急行列車ですね。昔から寝台特急は、運賃も高めですし、優雅な旅を送るステイタスのある『動くホテル』だったんですよ。個人的には、眠る前と起きた後でまるで異次元に移動している。それが一番の魅力ですね」

そんな素敵な乗り物がなくなってしまう前に、と日本一の長距離旅客列車「はやぶさ」に乗ってみることに。B寝台券という安いチケットながら、先着順で割り当てられる1人用個室「ソロ」を首尾良く確保し、いざ18時3分に東京駅を発つと…。

なにこのあふれんばかりの昭和テイスト? 浴衣に着替えベッドにゴロリと寝ころび、車窓を流れる見知らぬ町の灯りをボンヤリ眺める。日本にいながらにして、こんなにゆったりと旅できるなんて。

懐かしくも、新鮮なブルトレの旅。あと2年もすれば乗りたくても乗れなくなるから、今のうちにぜひ!


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