不況下の今だから知りたい

“公”のパワーでキャリアUP!?公共職業訓練とは

2009.01.15 THU


景気悪化によって派遣社員をはじめとする失業者が急増し、再就職も難しくなりつつある昨今。

そんななか、注目を集めているのが、失業中に給付を受けながら、就職に必要な技能や知識を無料で習得できる「公共職業訓練」。しかも、無料で講座を受講できるだけでなく(教材費は有料)、離職者は受講することで受給制限が解除されたり、受給期限が延長されるメリットまであるとか。いったいどんな制度なんでしょうか?

「この制度は、離職者向けのほか、在職者向けと主に新規の中学校、高校卒業者を対象とする学卒者向けに分かれています。離職者は基本的に無料ですが、在職者と学卒者は有料となります。各講座は、独立行政法人『雇用・能力開発機構』または都道府県が運営している職業訓練校、委託された民間の各種学校などで開かれています」(厚生労働省の職業能力開発局担当者)

同制度の2007年度の受講人数は約28万人で、そのうち離職者は約14万人に上るそう。では、これらの講座で取得できるスキルや資格は?

「講座内容は、介護サービスや経理事務から、プログラミングなどの技術・資格取得、CADやCAM、金属加工などものづくり系の専門技術を学ぶコースまで様々です。20代の離職者には、IT関連コースの人気が特に高いですね」(同担当者)

また、「能力開発機構」広報担当者によれば、離職者向けは約6カ月、学卒者向けは1年~4年、在職者向けは数日程度の短期コースが多く、離職者向けのIT・デスクワーク系講座の多くは、民間の各種学校に委託されているとのこと。

訓練終了から1年間はほかのコースを受けられないなど、いくつか注意点もありますが、これだけいろんなジャンルがあれば、失業中の人ばかりでなく、いまいる会社を辞めて、別の業界に転職しようと密かに考えてる人にとっても見逃せません。ハローワークにガイドブックが置かれているので、一度チェックをしてみては?


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