クルマがなくても休日の高速道路割り引きの恩恵にあずかるには?

相乗り相手が見つかるWEBサイト「のってこ!」とは?

2009.08.04 TUE


『のってこ!』のサイトでは日本全国の行き先から検索できる。また、さまざまな目的から探すことも可能だ。夏や年末年始の帰省にいいかも
ETC搭載車を対象にした地方圏の高速道路が1000円で利用できる割引制度。これまでは休日(土・日、祝日)だけの制度だったが、8月は6、7、13、14日の木・金曜日にも適用される。とはいえ、残念ながらクルマは持っていないんだよねそんな読者も多いのではないだろうか。

そこで、注目されているのが「ライドシェア」という交通手段。「ライド」を「シェア」する、他人同士の「相乗り」のことである。誰かがクルマで移動するとき、別の誰かを相乗りさせていけば、高速料金やガソリン代を折半することができるというわけだ。

ポイントは、出発地と目的地が同じで、しかも日程の合う同乗者(同乗者側から見ればドライバー)をどうやって見つけるか。そんな「相乗りで交通費を切り詰めたいけど、相手が見つからない」という人のために、ライドシェア紹介サイト「のってこ!」が誕生した。知らない人同士の相乗りマッチングをサポートするWEBを使ったサービスである。

このサイトの利用には、まず会員登録が必要。高速道路料金や燃料費をワリカンにしたいと思っているドライバーも、クルマで安く移動したいと考えている同乗希望者も、まずは住所や氏名、メールアドレスなどの必要事項を書き込んでサイトに登録する。そのうえで、ドライバーなら「東京名古屋 4月30日夕方出発」などの「乗せたい」情報を、同乗希望者なら「長野方面にスキーに行きたい」などの「乗りたい」情報を登録。これらの情報は目的地や出発日別に検索できるので、自分の希望に合った同乗者やドライバーが探せる仕組みだ。相手が見つかれば、あとはサイト内の掲示板を使って、集合場所や料金を個別に交渉することになる。

とはいえ、赤の他人のクルマにいきなり乗せてもらうのは、ちょっとコワい気もする。そのあたりをサイト運営会社である株式会社ターンタートル代表の梅元建次朗さんに聞いてみた。

「ドライバーさんには運転免許証のコピーを、同乗希望の方には身分証明書のコピーをファックスかメールで当社に提出していただいています。また、ドライブ終了後は双方に感想を書き込んでもらい、相手の評価もしてもらっています。『Yahoo!オークション』のように評価が蓄積していくシステムで、評価の低い人は自然淘汰されていきますね」

現在、会員数は約3000人。そのうちドライバー登録している人が48%、同乗希望者が52%。男女比は男性88%、女性12%で、年齢別では20代37%、30代38%、40代19%。サイトがオープンしたのは2007年5月で、これまで約2500件の募集があり、マッチングが成約したのは201件(ともに09年2月24日現在)。

利用者からは「東京から福岡まで6000円で行けてラッキーでした!」とか、「名古屋から東京が1300円で、しかも自宅まで親切に送ってもらえました!」など、感謝の声が多い。

これからお盆の帰省シーズン。交通費節約の方法として、ライドシェアはちょっと注目なサービスかもしれない。

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